ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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宝塚歌劇団・花組 Cool Beast! 無観客公演・生放送を見終えて思うこと。この苦難は必ず乗り越えられると信じている。


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2021年5月11日。
宝塚大劇場花組公演は千秋楽を迎えました。
緊急事態宣言の発出により、無観客の公演は
ライブ配信、スカイステージでの生放送となりました
私は、スカイステージ生放送にて観劇しました。

2020年から始まった【ライブ配信公演】。
2021年は【ライブ配信のみ(無観客)公演】のスタイルも定着しつつあります。この前代未聞の苦難の中でも、歌劇の歴史を絶やさぬよう、ライブ配信を見続けるファンたち。

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まったく公演が見られないという最悪の状況は脱してきました。

それでもやっぱり本物の舞台が見たい、
劇場に行かれなくなったからこそ、
実際に劇場に足を運び、タカラジェンヌさんの生き生きとした笑顔を
自分の目でみて心で感じられる歓びを、
さらに強く強く感じています。

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私の持論

勝手な私の持論なのですが…
女性が独身生活を楽しく過ごす上で、
宝塚の舞台やタカラジェンヌさんの存在は欠かせない
思っています。


宝塚の世界に魅せられたら、
時間を持て余している暇なんて絶対にありません

観劇日まで心のテンションを上げて、
観劇日に体調を崩さないように注意して、
お気に入りの洋服を用意して、
ちょっと派手めなメイクに挑戦して、
眼を皿のようにして舞台を見て、泣いたり笑ったり。

もう本当に忙しいのです!

もし、時間を持て余して憂う女の友人がいたら、
そっと宝塚のチケットを渡したいくらい(余計なお世話か?)。


もし初めて宝塚を観る人がいたら、何組のどの公演をオススメするかしら?

やっぱり、経験と実績のある上級生トップの真風さん舞台かしら?
それとも、男役のやんちゃさとセクシーさを兼ね備えた柚香さんの舞台かしら?
なんて妄想しちゃう。
私の友人は数少ないので、妄想のままですが…(笑)


独身でも、恋をしていなくても、
小学生でも、年を重ねていても、
老若男女、夢を見る時間は豊かな人生を創り上げてくれます。
心の潤いですね。

その手助けとなってくれるのが、
宝塚の舞台に立つタカラジェンヌさん達だと思うのです。

コロナ渦の無観客公演という大きな苦難を前にしても、
真摯に舞台に立つタカラジェンヌさんに夢と勇気をもらえます。


観客が居なくても、拍手が無くても、
彼女たちは自分の役を愛し、一つ一つの振り付けに情熱を込めています。

こういう姿を見せてくれるから、
私たち宝塚ファンは、日常生活の苦難に負けず生きてこられたのです。

宝塚の舞台があるからこそ、
「独りで生きていく決意」ができた
といっても過言ではありません。
花組の舞台を生放送で観ながら、そんなことを改めて思いました。

苦難を乗り越えてきた宝塚

2020年は宝塚歌劇団にとって苦難の1年となりました。
何度も、何度も、公演は突然の休演に見舞われました。

彩凪翔さんのディナーショーや、
宙組公演も無観客配信になりましたね。
瀬戸かずやさんのディナーショーもライブ配信が決定しています。


望海風斗さんの退団公演千秋楽の出待ちも行われず…。
華形ひかるさんの退団公演も、なんとかギリギリ上演できた…
という苦しい状況。

今回の花組大劇場公演は無観客での千秋楽。
退団者も、退団者のファンも、
同じ空間で共に最後の瞬間を迎えられない…
悲しすぎる現実。


誰も悪くない、誰のせいでもない。
分かってはいても、悲しくてやりきれない。
あきらさんの雄姿を宝塚ファンに見届けてもらいたかった。
たとえ、自分が劇場へ行かれなくても、
宝塚を愛する人達にあきらさんの愛を直接届けて欲しかった。
そう思うばかりです。


しかし、宝塚歌劇団タカラジェンヌさんにとっての苦難は
これが初めてではないのです。

私が記憶している中で、今の状況に匹敵する苦難は
阪神・淡路大震災でした。

公演ができないほど、大劇場は壊れてしまいました。
脚本家の先生でさえ、
もう二度と宝塚の舞台の幕は上がらないのではないか、
と感じたほどだったそうです。

(書籍:【ヅカファン・お父ちゃんたちの宝塚】の中で、
阪神淡路大震災が起きた時の様子が紹介されています)

yume-diver.hatenablog.com


そんな中でも、地元の方々の愛と全国のファンの期待に応え、
舞台の幕が再び上がったのは、
星組麻路さきさん主演・国境のない地図でした。
麻路さんのピアノ演奏に涙した記憶があります。

壊れかけた劇場を立て直し、
タカラジェンヌが一致団結して、
宝塚の舞台は、完全復活を成し遂げたのです。


このように100年もの長い間、
タカラジェンヌは一丸となって、
伝統を守り、最高の舞台を創り上げ、
私たちに届け続けてくれたのです。

きっと乗り越えられる

今回の花組大劇場公演、最後の1シーン。
トップスター柚香礼さんが仰いました。

「もし、このこの状況が5年前、10年前だったら
ライブ配信ができなかったと思います。
今はこうしてネット配信でリアルタイムで
舞台を観劇していただけることに感謝をしています。
(中略)無観客と言う感覚はあまりないです。
ファンの皆様の強い想いをしっかり感じます。
東京公演では、花組全員がそろって舞台をお届けすると約束します


前向き~!!!そう、そうでなっくっちゃ!
柚香礼さん、さすが、花組のトップスターです。
彼女はいつもそうですね。
下級生のころから柚香さんは、
いつも強く前を向いているように見えました。

ちょっとくらい音程が外れたって
台詞を間違えちゃったって気にしない、
ダンスをさせたら天下一品
ちょっとやそっとのことでは動じない人だな、と思っていました。
メソメソしない!メソメソしてるくらいなら、私は踊るわ

そんな迫力が彼女のダンスから伝わってくるのです。

最後にこの柚香さんの強い前向きな言葉を聞いて、
「そうだ、負けちゃいかん」と私の方が励まされてしまいました。

本当にタカラジェンヌさんはファンへの愛に溢れていますね。

きっと柚香さんだけでなく、全ての組のすべてのタカラジェンヌさんが
次の舞台への情熱を燃やしているのだと思います。


これだから、ヅカファンは辞められない!
こうやって強く生きているタカラジェンヌさんのお言葉一つ一つが、
日常生活に疲れたひ弱な私に、
「元気」と「勇気」と「明日への希望」を与えてくれるのです。

公演を見終えて劇場を出る時は、
背筋がピッと伸びて、胸を張って歩けるようになるのです。
(これ、本当ですよ笑、ホントの本当の話)

最後に

今回の花組大劇場公演は、映像での観劇となりましたが、
まだこれから東京公演があります。
私も、チケットを用意しております。


劇場へ足を運ぶ日を楽しみに、
心と体のメンテナンスをしようと思います。


宝塚は私たちファンの日常生生活にも煌びやかな希望を与えてくれるのです。
私たちファンもそうやって前を向いていれば、
笑顔で安心して毎日舞台の幕が上がり、
観劇できる日が必ず訪れると信じています。

余談ですが、スカイステージ生放送だと録画できるので、
何度も見返せて良いですね♪
この3日間で、もう100回目くらい観たかしら?笑


いつもありがとうの気持ちを込めて…
応援し続けます♪

瀬戸かずやさん退団の日まで輝く姿を応援したいですね。
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宝塚歌劇団を創り上げているのは、タカラジェンヌだけではありません。
裏側でも宝塚を応援し、支えている人たちがいます。
そんな人たちの想いが溢れた素敵な本です。
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