ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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転職を決めたけど、同僚に感謝の言葉を伝えてみようと思う。


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退職を決めている。正直、会社を去ることの理由はかなり複雑で、小さな小さな「自信喪失」の積み重ねが、結果としてこの会社で続けていく自信を失うこととなった。

 

この気持ちになるまで、葛藤があった。

  • 礼儀知らずのモンスター同僚がいること
  • そのモンスターに影響されたのか、他の同僚のモチベーションが低くなってきていること
  • 社長の経営ビジョンが理解できなくなったこと

とにかくモンスター同僚(60代女性)が元凶なのだ。このまま一緒に居たら、彼女をせめてしまいそうだ。彼女の今までのキャリアを罵倒してしまいそうなのだ。

 

しかし、他の同僚には今も変わらずに助けられている。他の同僚が頑張っている姿と励まされるし、新しい発見や学びがあるのも事実だ。ここのところ、自分のモチベーションの低さとそれを復活させることしか考えていなかったので、他のモンスター社員以外の人のことが見えていなかった。

 

狭くなった視野に気づいた。他の同僚はモンスター社員に惑わされずしっかり自身の仕事を全うしているのだ。

 

 

先輩事務員さんの諦めない心

人を褒めたり、励ましたり、自分を成長させてくれたことに対して感謝の気持ちを伝えることは、つい忘れがちである。私の雑な性格がそうさせているのだが、思っているだけでは伝わらないのだ。

 

マイナスの感情も含め、思っていることは冷静に言葉にしてみなければ決して相手には伝わらない。

 

今日、ある先輩事務員さんが取引先とのトラブルを解決してくれた。売上未回収になるかどうかの瀬戸際だったが、彼女が粘り強く取引先と交渉してくれたおかげで、売り上げ未回収にならずに済んだのだ。

 

取引先の担当者があまりに知識が無く(新人さんだったのか?)、話が通じないことが最も難題であった。そもそもこちらの要求や質問に答えられず、度々「ちょっとお待ちください、確認します」といって電話口を保留にしてしまうのだ。

 

一度はその取引先の曖昧な返事で納得した様子で電話を切った。しかし、先輩事務員さんは「やっぱりこれはおかしい、もう一度確認してみます」といって粘り強く、事情を何度も説明し、正確な回答をもらうことができた。

 

ファインプレーである。素晴らしい。未回収になってしまう金額は180円だった。たった180円であるが、それでも「たった180円」などと思わずに諦めなかったのだ。

 

私ははっとした。転職を決めてからと言うもの、出勤から退勤まで「ま、いっか」と妥協が多くなっていたように自覚している。これではいけない、確かに退職は決めているものの、だからと言って今の仕事をいい加減にやっていいことにはならない。

 

先輩事務員さんの「諦めない心と姿勢」に感銘を受けたのだ。改めて、私もこうやって諦めずに最後までひとつひとつの仕事をやり遂げていくのだ、と気づかされた。

 

素直に感謝を込めて伝える

先に紹介した先輩事務員さんの行動は特に珍しいことではない。普段当たり前のように彼女はそう言った集中力を発揮して仕事に従事している。

 

転職を決めて、自分の職場を俯瞰して見たからこそ改めて彼女の集中力に気づいたのだ。そのことを私は彼女に率直に「昨日はありがとうございました、あなたがもう一度聞いてみる!と言ってくれたから、私も改めてモチベーションが上がったよ」と話してみた。

 

彼女は「いえいえ、いつもと同じですよ」と言った。確かに、彼女は嬉しそうにするでもなく、本当に「当たり前のことです」と答えただけだった。私が改めて感謝の気持ちを伝えたことに対して、彼女がどう感じたのかは分からない。

でも、私の心は温かくなった。感謝の気持ちは伝えられる側だけでなく、伝える側の心にも温もりを与えてくれると気づいた。

 

職場の雰囲気をよくするために相手を褒めよう、とか、離職率を上げないためにスタッフの悩みを聞いておこう、とかそんな下心をもっていた自分に気づいた。そんなことではない、素直に「素晴らしいと思ったことを伝えるだけ」で良いのだ。

 

管理職の人材マネジメントは確かに難しい課題ではあるが、難しく考えすぎていたのかも知れない。「管理職の人材マネジメント」なんて、所詮人と人との信頼関係の上でコミュニケーションを図るだけで十分なのかも知れない。難しい言葉も必要なくて、「あなたの仕事ぶりに感謝と尊敬の念を感じています」とそう伝えるだけでも十分円滑なコミュニケーションに繋がるのかも知れない。

 

そうは言っても…

そうは言っても、私と相性が合わない人間にこの手法は通じない。モンスター化しガサツ認定してしまったモンスターの同僚に感謝の気持ちも尊敬の念も抱けないのだ。

 

申し訳ないが、モンスター社員にはこの手法は使えない。関係修復は見込めない。話をすると私自身が嫌な気持ちになるからだ。

 

自分の嫌な気持ちを感情に任せて相手にぶつけないように我慢するだけで精一杯だ。まだまだ器量が小さいだけなのか。この先、私は年を重ねていったらこのモンスター社員に歩み寄ることができるようになるのだろうか。

そんなスキルは役に立つのだろうか。モンスター社員はきっと変わるとはない、期待するだけ時間の無駄のように感じる。

 

このモンスター社員に対して、すり減りそうな自分の心を守るのに必死だ。

 

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