休日の過ごし方。独身の自由を阻む母のわがままに翻弄される。
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連休2日目の午後。
手持ちのiQOSのストックが切れたため、コンビニへ出かける気になりました。
36時間ぶりの外出。
吹く風の冷たさは和らぎ、ほんの少し春の訪れを感じます。
- 私の自由を奪う母のリクエスト
- 新しい道発見
- 休日の午後
【出かけ前に受けた母のリクエストは…】
アイス買ってきて。
なんでこの寒い時期にアイスクリームをリクエストするのか…嘆
何より、私はコンビニに行くついでに長めの散歩をしようと思っていたのです。
私の地元は、ちょっとした山と海がある温暖な地域。
そのちょっとした山は今、菜の花が満開になっているはず。
※イメージ
そこへ行きたかったのです。
しかし、アイスを買うとなるとそうはいかない…
帰りがけに買えばいいのだが、ご所望の「あずきアイス」を売っているコンビニは、
予定していたコースからほど遠い場所にあるから。
(単に、母のリクエストを聞きたくなかっただけ)
まったく…もう。
行きたかったのに。
一気に菜の花畑への欲望はしゅるしゅる~っと萎んでいく。
こういう時、親の遠慮のなさには、いくばくかの窮屈さを感じます。
「親の言うことを守っておいて、損はない」
というマインドが働くのですね。
もしここで、リクエストをバックレてしまおうものなら、
向こう3日間、
「アイスを買ってくれなかった不届きな娘」のレッテルを貼られることは、
目に見えていますから。
小さな社会の、暗黙のルール。
【新しい道発見】
30年以上住んでいる町にも、小さな変化があります。
コンビニでアイスとiQOSを購入し、アイスカフェラテを携えて帰路に着く。
トボトボ歩いていると…
この道、どこにつながっているんだっけ?
と、急に好奇心が湧いてきます。
その向こうには海が見えていたから。
もしかして、この道を行けば海に出られるんだったっけ…?
細い階段を下りていくと…
出ました!
海岸!
まぁ、何の変哲もない田舎の海岸です。
海水浴もバーベキューも禁止ですから、人が集うことはほとんどありません。
春の日差しの中、きらめく海は美しい。遠くから見ている分には。
波あり、風あり、うねりあり。
この状態では、ダイビングしても透視度3m(3m先までしか見えない)だな…
この海にダイビングしても面白くなさそうだな。
ダイバーの気持ちになってみたりして。
※この海岸はもちろんダイビングはできません。
海を見るとつい、そんなことを考えてしまう「ダイバーあるある」といったところでしょうか。
【休日の午後】
山への想いは簡単に萎んでしまいましたが、
ふらりと海に行くバイタリティは持ち合わせていたようです。
しばらく、海でぼーっとしていたら、
はっ!
そうだ…私はアイスを持っていたんだ。
コンビニで買ったアイスカフェラテも溶けている。
すでに、カフェラテ味の水、になっている。
いかーん!
カバンの中のアイスも溶けちゃってるかも…(焦
変な汗をかきながら岐路に着いたのでした。
若干、アイスの周りはやわらかくなっていましたが…
引き籠り生活にさわやかな春の風が吹き込んだ午後でした。
梅は満開、桜の蕾はギュウギュウに閉じてました。
脳みそが疲れたら、散歩してみる。
シンプルにオススメです。