ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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子犬のしつけ。成功の秘訣は飼い主のしつけだった。


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そろそろ本格的に花粉症の時期が来ています。

花粉の猛攻撃は本年も多くの皆様を苦しめています。

そんな中、マイペースに成長するわが娘、チワワの渚(なぎさ)。

 

yume-diver.hatenablog.com

 

 

小さい娘

小さな小さな体の彼女と私は、残暑の最中に出会いました。

2020年9月のこと。

彼女は女性の手で包めるくらい小さい体。

500g。

小さい。小さすぎる…。

初めて会ったのは、京都駅の駐車場。

お迎えに行った日は心から緊張していました。

 

その緊張を増長させるかのように、彼女はとても弱弱しく、おとなしく

私の顔色を窺っているようでした。

 

 

ペロペロと私の手をなめて、安全を確認。

必死の思いで水を飲ませても、飲んでくれない。

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私は不安と緊張にまみれたまま、

父ちゃん(私のパートナー)が待つ静岡県の果てへ向け、3時間の運転。

小さくへっぴり腰の彼女を助手席に乗せて、

手にも脇にも足の裏にまでも汗をかきながら、運転、運転、運転。

 

135号線が永遠に続いているメキシコの道なのではないか、

と思うほどの感覚。

ヘトヘトになって到着した後は、安堵で膝から崩れそうになった記憶があります。

渚もヘナヘナと弱っていました。

 

 

新しい家で、新しい飼い主。

新しい飼い主は、

テキトーおじさん(彼)と、

ペット慣れしていないおばさん(私)

彼女は相当不安だったでしょう…

 

そして私がつけた名前は【渚(なぎさ)】

海を愛する私が突然思いついた名前。

車の中で【渚のバルコニー】が流れていたことは...内緒(笑

 

あっさり採用されました。

こうして、渚は私たちと一緒に暮らすことになりました。

 

渚と父ちゃんの教育

渚は、父ちゃんの家で暮らしています。

遠距離恋愛中の私たちは、普段は一緒に暮らしていません。

私は、毎日、渚の様子をLINE電話で父ちゃんから報告を受けています。

 

お家に来た頃の渚は、トイレの失敗が多かったのです。

(パピーちゃんですから当然なのですが…)

あっちここっち、

廊下でも、

自分のサークルの中でも、

ベットの上でも。

好き放題、ちー…。

催したら出す。出したらスッキリ、ケロリ。

 

ペットシートでおトイレをしてもらうことは目下の難題でありました。

にもかかわらず、父ちゃんはトイレのしつけに関心薄め。

 

まぁ、シッコくらい自由にさせてやれよ

 

この調子。

前住犬がパピーだったころ、

トイレの失敗を怒鳴ってしまったことに後悔しているようで、

渚にはなかなかトイレのしつけをしません。

 

しかも、父ちゃんは元来【自由な生き方】をモットーとしており、

 

おすわり、ってなんのためにやらせるの?とか

お手ができても、なんの意味があるの?とか。

 

とにかく、何にも縛られず、我慢させたくないという方針でした。自分自身がそう生きたいと思っているようです。

 

先住犬には、すき家の牛丼を与えていたほど、

無知なのです。

それでも、15年生きた先住犬。

よく生命力抜群です...

 

母ちゃん(私)としては、渚へのトイレの躾をもう少し頑張ってもらいたい...

最悪、お座りもお手も出来なくてもいいから、

地雷のオシッコ攻撃は勘弁してもらいたいのです。

 

部屋の中で、突然謎の水たまりを踏んでしまうショックはもう…絶望的。

 

たまに私が遊びに行ったとき、トイレの見張りに追われるのだけは…避けたい。

 

そう考えた私は、父ちゃんに、YouTubeを勧めます。

ワンちゃんのしつけチャンネル。

基礎的な情報から、一工夫した方法まで、ありとあらゆる情報が提供されています。

 

yume-diver.hatenablog.com

 

 

男性は、彼女の話を聞かない法則があると信じている私。

【話を聞かない男、地図の読めない女】のアレです

それが、男性。

 

私がいくら言っても、

あぁ~まだ小さいからできなくてもいいでしょ~

と、完全に聞き流し。

 

というわけで、私が彼の家に遊びに行ったときは、

彼と一緒にワンちゃんのチャンネルを見て、

大量に履歴を残し、

関連動画・オススメ動画に表示させるようにしてから帰宅。

 

YouTube大作戦を実行し続けた結果、ついに彼からは

 

YouTubeで見たけどトイレの失敗は無視するんだってね。できたら褒めるんだって。

 

おぉ~学んでいます!

大人の彼。私の作戦にしっかりと乗ってくれたのです。

彼も本当は関心があったのかも知れませんが。

 

彼は徐々に渚のトイレのしつけを意識するようになりました。

 

テキトー父ちゃんは見様見真似で、渚の躾を始めました。

遠隔操作は無事完了。

 

毎日の報告

現在は緊急事態宣言が発令されているため、

私は彼の家へ遊びに行くことができません。(県跨ぎになってしまうので)

 

毎日LINE電話でトイレの報告を受けています。

 

今日は90点!ウンチは完璧、シッコは1回失敗です

今日は50点!ウンチがシートからはみ出してました

そのまま、無で片付けました!

 

などなど、毎日欠かさず、渚のおトイレ状況を確認させていただいています。

 

実際、父ちゃんの仕事はそれだけ。

特にこれといった特別なことはせず、

できたら褒める

できなかったらスルー

ひたすらその繰り返し。至ってシンプルです。

 

本当はもうちょっと、積極的にやってもらいたいところですが...

ガミガミ言うと嫌がられるでしょうし、私も任せっきり。

 

それでも、結果は出ています。

パピーちゃんだったころは、

1日に3-4回、床でちーちーされてたことが嘘のよう。

成功率は、日に日に上がっています。

 

ただ、仮にも、渚は女子。

毎日トイレ事情を報告されているなんて…辱め以外の何ものでもありません。

 

ごめんね、渚。

母ちゃんは傍に居られないからさ。

テキトー父ちゃんの、テキトーな躾で学んでね。

これから、お友達と一緒に遊ぶ時も、おトイレマナーは必要なスキルだよ!...と言い聞かせながら。

 

娘は成長、母ちゃんは?

今はもうパピーちゃんなんて可愛いものではありません。

部屋の駆け回り、リードを嫌がり、

庭を無秩序に爆走(競走馬のような形相)しています。

 

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一緒に新幹線に乗って、3時間のドライブをした時の弱弱しい渚ではありません。

 

自宅にも慣れ、リラックスしすぎるくらい。

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唯一、彼女が全くできないことは、

わん!、と吠えること。

 

…ぅえん!くらい。

サイレントな娘です。

 

こうして、チビだった手のひらサイズのなぎさは今、父ちゃんの自由教育のもと、

ドタバタ走り回るおてんば娘へと変貌を遂げています。

 

この姿を毎日見ていると、【成長】を体感します。

1歩進んで立ち止まる、

3歩進んで2歩下がる、

この繰り返しで、成長していくのだな、

人間も一緒だな、と思うのです。

 

母ちゃんはおばさんだから、もっとゆっくりだけど、

渚の成長に感化されているのは間違いありません。

 

そうか、ペットを飼うとこんな風に感じるのだな、と。

そして、テキトー父ちゃんの教育方針も一理あるな、と。

 

頑張れ渚!

大きくなってね。

テキトー父ちゃんに学ぶ、自由な教育も勉強になります。