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【僕のワンダフル・ジャーニー】犬好きのための心温まる映画でした


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【僕のワンダフル・ジャーニー】をいう映画を観ました。2019年に公開された映画です。今はNetfrixで配信されています。2017年の映画【僕のワンダフル・ライフ】の続編です。心からほっとする作品でした。

 

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あらすじ

老犬ベイリーは飼い主のイーサンとハンナの夫妻に可愛がられ、幸福な日々を過ごしていた。ベイリーは夫妻の孫娘であるクラリティ(CJ)と遊ぶのが何よりも好きだったが、CJの母親(グロリア)は犬嫌いであったため、ベイリーのことを疎んじていた。グロリアはCJの世話をまともにしようとせず、義理の親であるイーサンとハンナとの関係も悪化の一途を辿っていた。最終的に、グロリアはCJを連れてモンゴメリー夫妻の家を出ることになった。孫娘と離ればなれになった夫妻は悲しみに暮れたが、ほどなくして、ベイリーの胃に大きな腫瘍が見つかった。ベテランの獣医でも手の施しようがなかったため、ベイリーは安楽死させられることになった。別れ際、イーサンは「どうかCJのことを見守ってやって欲しい」とベイリーに言った。ベイリーは愛する飼い主の願いを聞き入れ、再度転生の旅を行うことにした。

Wikipediaより引用

 

大切な存在がいなくなった後に気づくこと

 

老犬であるベイリーは病気になっている状態でストーリーが始まります。老犬のベイリーは徐々に体力の低下を感じていたり、体のどこがか痛いようなのですが、ベイリー自身は言葉を人間の言葉を話せません。(犬だから当然ですが…)

 

ペットを喪った経験のある方はお分かりかと思いますが…死期のせまるワンちゃんはいつも体の不調を抱えていて、それを私たち人間に訴えかけることはできません。ですから、私たち人間はいつまでもワンちゃんの気持ちを完璧に理解してあげることはできないのです。

大好きなワンちゃんが生涯を終えた時に初めて「あぁ死期が近かったんだ、もしかしたら体のどこかが痛かったのかもしれない、体力の低下を感じて倦怠感を感じていたのかもしれない…」と気づくのです。

その時人間は初めて「もっとこの子に優しくしてあげればよかった、早く病院に連れて行ってあげればよかった」と後悔するのです。

なんとも情けない話です。本当に心から悔しい気持ちと、旅立ったワンちゃんへの申し訳ない気持ち苛まれたってもう遅いのに。所謂「ペットロス」ですね。

 

一緒にいる時間が長くなるとついそれが当たり前になって、今日も元気で生きてくれてることの尊さを忘れてしまいがち。

それは人間対人間でも同じだけれど、人間の言葉を話さないワンちゃんなら、なおさらそういう後悔は強いものです。

 

大切なワンちゃんを喪った人へ

【僕のワンダフル・ジャーニー】はずっと一緒にいたワンちゃんとのお別れを経験した人にはオススメしたい映画です。

老犬・ベイリーは生まれ変わってCJの元へ現れてくれるのですから。こんな夢のような話が本当にあったら…ブルーな気持ちが少し救われます。

 

私も1年前に仲良くなったばかりのワンちゃんの死に直面しました。死の間際、彼は歩かなくなり水も飲まなくなり、眼の焦点が合わないながらも一生懸命私を見上げて何かを訴えようとしていました。

 

それなのに、私は彼に何をしてあげたらいいのか分からないのです。水を飲ませて欲しいのか、体をさすってあげたらいいのか…。結局何もわからないまま、ただ傍に居て最期の瞬間を迎えただけ。

もっと何かしてあげられたらよかったのか?と死後になって思うのです。そんな私の疑念を軽くしてくれる映画でした。

 

苦手意識を強く持ちすぎない

私はワンちゃんを始め動物全般が苦手…だと思っていました。強く強く当思っていました。だって言葉は話せないし、トイレの粗相はするし、毛が抜けて部屋は汚れるし。

そんな想いを覆される瞬間は突然訪れます。私の場合、新しいワンちゃんとの出会いがそうさせてくれました。愛犬・渚との出会いです。

新しい出会いを受け入れたことが人生の幅を広げてくれたように感じます。ワンちゃんが見せてくれる健気な姿に、救われる瞬間を味わう経験をしました。

それはこの夏のこと。

愛犬・渚と3日間一緒に過ごしたのち、別れの瞬間に渚は去り行く私を全力で追いかけてきたそうです。私がこんなにも誰かに別れを惜しまれたことがあっただろうか?と思ったのです。

やっぱり誰かに「もっと一緒にいたいよ」と思ってもらえるのはほっとしますね。

 

将来は独りで暮らしてワンちゃんを飼おうかな

「独身、ペットと暮らす」というライフスタイルは、よくある話。でも私にとっては「さみしい女」を象徴するライフスタイルだと感じていました。今となっては、そんな思い込みに縛られると幸せを感じるチャンスが減ってしまうような気がしています。

 

思い込みに縛られず、年齢を重ねたら「ワンちゃんと二人暮らし」も良いかもしれないな、と思うようになっています。

 

人生いろいろだからね。

 

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