ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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【大豆田とわ子と3人の元夫】を見終えました。大豆田とわ子さんの毎日には新しい世界が広がっていた!


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今更ながら…ドラマ【大豆田とわ子と3人の元夫】を見終えました。

Amazonvideoで配信されています(Netfrixでも配信されているのようです)

3人の元夫との生活が私の目にはとても新しい世界に感じたのです。

 

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ストーリーと感想

主人公・大豆田とわ子さんを演じるのは松たか子さん。元夫①田中八作は松田龍平さん、元夫②佐藤鹿太郎は角田晃宏さん(東京03)、元夫③中村慎森は岡田将生さんが演じています。

 

なかでも、東京03の角田さんの演技力には驚かされました。お笑い芸人さんのイメージではありましたが演技がお上手。さすがコントを生業としているだけあるなー、と毎回関心しておりました。角田さん演じる佐藤鹿太郎は「ちょっとポンコツだけどいい人」と言う感じ。どんなトラブルが起こっても、大豆田さんの機嫌が悪くてもいつも明るく前向きに大豆田さんを気にかけているのです。

大豆田とわ子さんと3人の元夫たちは仲良く(?)、ワチャワチャ騒ぎながら毎日を送る、と言うストーリー。

 

主人公・大豆田とわ子は3回結婚して3回離婚しています。個性的な3人の元夫の心は離婚してもなお大豆田さんのことが心配でならないのです。勝手に大豆田さんの家を訪れて3人で大騒ぎしたり、大豆田さんに新しい恋の予感がすればヤキモキしたり。

大豆田さんにとって3人の元夫との結婚生活は楽しい時間であったが、もうそれは思い出になっている様子。3回離婚はしたものの、大豆田さんは今後もずっと1人で生きていくことはできるだろうか?を不安に感じ再び新しい恋を受け入れようとする…

1人の女性と3人の元夫が繰り広げるコメディドラマでした。

 

大豆田さんの生活

人生の優先順位は仕事か?恋愛か?はたまた結婚か?と問いかけられているような気がしていました。

昨今の世の中には、「仕事」「恋愛」「結婚」のどれかひとつを選択するなんてナンセンスで全部を上手に両立させることは可能である、というような風潮があると感じます。パートナーと協力し仕事とプライベートは切り離していけばすべてを手に入れても良いのだ、と。

 

うーん。それは理想論だなぁと思う。仕事が忙しくなって集中したいときに家事をしている心の余裕はないし、ましてパートナーのお悩み相談を受けるなんてできない…パートナーの話を聞いたところで「そうだよね~…(眠い)」と中途半端にしか聞けない。

「思いっきり仕事をして、気持ちの余裕があるときだけ一緒に居たい人がいる」そんなことが果たして可能なのでしょうか?

 

その点、大豆田さんはさすがに3回離婚しているだけあって肝が据わっている。「面倒だなぁ」と思いながらも元夫を受け入れながら、受け流す…爆笑。上手に3人と付き合っているわけ。

 

大豆田とわ子さんは社長業の傍らシングルマザーでもある。毎日ワチャワチャしていて楽しそう。大豆田さんは「仕事にまい進しながら、時々面白い事件を起こす元夫と楽しく暮らす」という生活を手に入れている、羨ましい…!

 

ひとりでも大丈夫

大豆田さんはきっと私よりも少し年上(40代?)なのでしょう。30代ど真ん中の私よりもほんのり感傷的になる部分があるようです。

ドラマの中で大豆田とわ子さんは「ひとりでも大丈夫」と繰り返し自分に言い聞かせるシーンがあります。わかる、わかる。そういう場面は日常生活のあるある。

エアコンが壊れた時、テレビの調子が悪い時、掃除機から爆音が鳴り響いた時、車の事故に遭った時…大丈夫、ひとりでもなんとかできると私も自分に言い聞かせます。

なんとなくそんなちょっと困った瞬間に「これどうしようか?」と相談する人が居てくれたらな~、と思うことはあります。相談したからって解決するとは限らないけれど。

でも、そんなふとしたチクっとした心の変化も仕事をすれば忘れてしまう…淡々と業者や保険会社へ連絡して解決してしまって忘れてしまう。それが今の私。まだまだ心の底から「ひとりでも大丈夫」と思っているのです。

いつかこの先、大豆田さんのような「ふとした瞬間」が訪れるのでしょうか?年齢を重ねれば沸き起こる感情なのでしょうか?それとも性格の問題…??

未来の自分の気持ちは全く予想もつかないものです。

 

楽しいドラマでした

大豆田さんの日常を「あ~わかる、わかる」と感じる反面、「いやいや、ここはひとりでなんとかなるでしょう」と独り言を言いながら見ておりました。

大豆田さんのように3人も元夫がいたら楽しいかも…と羨ましく思えました。3人の元夫を仲良く(?)していくって新しい考え方ですね。

私の場合、3人の元夫と暮らす前に3回結婚するという超難関ハードルを潜り抜けないといけないですが。笑