久しぶりに泣いた夜。結局、純愛に憧れる。
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Netflixドラマ【初恋first love】の最終回を見終えた。
佐藤健さん、満島ひかりさんの魅力が満載だった。溢れる切なさと、真っ直ぐに人を愛する気持ちが2人を運命的に引き合わせていく。
ラストシーンに向かっていくにつれ、私の涙腺も崩壊した。感動して泣いたのは、1 年ぶりくらいだろうか。
泣くほど感動すると心がスッキリする。なんだかモヤモヤ、グズグズと燻る感情が成仏する感じ。
固くなる心
毎日仕事をしているだけの生活だって、何の問題もない。心穏やかに過ごしていれば、それ以上望まない。充分幸せ。
なんだけど、あまりにも生活にロマンスがなくなるとちょっともったいない。私たちニンゲンは感動できる心のアンテナがあって、感動することができる能力を持つ生物なのだから。
やっぱり胸キュンしたいじゃない?
実生活だったら無理
でもね、実生活で胸キュンすると大変なのよ。もし、息子の知り合いに佐藤健くんのような超絶イケメンがいて、好きになっちゃったりして、しかもその超絶イケメンが私なことを好きになってくれちゃったりしたら...(ドラマのストーリーと同じことがあきたら...ってことね)
いやー、無理無理。心がもたない。仕事に集中できない。気持ちがジェットコースターのように乱高下しちゃって平穏な日常生活なんて送れそうにない。
満島さん演じる也英ちゃんみたいに冷静に対応できるわけない。
しょっちゅう携帯見ちゃうだろうし、自分の発言を悔やんじゃったり、相手の発言を深読みして自爆するに違いない。
もしあんなに好きな人に出会えるのなら
佐藤健さんが演じるハルミチも、満島さんが演じる也英もお互いがお互いのことを忖度なしで、本気で愛し合っている。
一点の曇りもない、絵に描いたような純愛のストーリーだった。
最も印象的だったのは、ハルミチの也英への愛情の深さ。たとえ也英の記憶がなくても、他の誰かと結婚していた過去があっても、貧乏でも、高学歴でも、どんな姿でも好きでいるのだ。
こんなに愛せるって素晴らしい。相手が誰を好きでいようとも、誰と一緒にいようとも、好きでいる。こんなこと..ドラマだけだとわかっていても、ついやっぱり夢見てしまう。
それが未婚の彼氏ナシ女なのだ。
夢見る夢子でいたい
ドラマはドラマで現実世界では絶対に起こり得ないことなんだけれど、それを夢見させてくれる素晴らしいコンテンツだと思っている。
今までの人生経験からすると実生活で恋愛してる時期よりも、非恋愛期でドラマに憧れている時期の方が割と精神的に元気だったりする。
ちょっと何かが足りないくらいでちょうど良いのかもしれないな。
終わり