ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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昨年の失恋について考察


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Netflixドラマ【First love 初恋】を毎晩一話ずつ観ている。

初恋を思い続ける男女のストーリーである。私は久しぶりに恋愛ドラマを観ている。大失恋で深めの傷を負って負傷状態だったこともあり、観ずに温存していたドラマだ。

 

これを毎晩楽しんで見られると言うことは、深めの傷もだいぶ癒えて治ってきている証だと思う。

 

本当の気持ちには抗えない

大人になるほど好きを装うことができるようになる。心のどこかで『ホントは違う、なんか違う』と気づいていても、その気持ちに目を逸らして付き合うことができてしまう。

 

目を逸らした時間が長くなるほど、本当の気持ちを伝えることができなくなって、いざ『やっぱりごめんなさい』と言う日はとんでもない傷を負うこととなる。

 

まぁ、本当の気持ちに気づいておきながらズルズルと付き合ってしまったことが傷を負う原因なわけで、結局のところ自分のせいなのだが。

 

好きと思ったが実はそんなに好きでないと気づく、そのことを誤魔化す癖がついてしまう、という感じ。

 

ただ、一時的には誤魔化せても、ズルズルと付き合えたとしてもいつか必ず『違う、もうダメだ』って思う瞬間がおとずれる。本当にホントに些細なきっかけで関係は崩れてしまう。

私はあの台風の日だった。あの日台風が来てくれていなかったら、なんとなく調子良く誤魔化してしまえたのかもしれない。

でもとてつもなく大きな台風は私の心を萎えさせてしまい、彼の心のうちを知ってもなお笑って誤魔化す余裕も関心もなかった。

 

DNAで感じた『好き』と言う気持ちには抗えない気がする。逆に『なんか違う』と言う気持ちにも抗えない。残念ながら、あの日私たちはDNAで『この人ではない』と、気づいてしまったのだ。 

 

なぜかうまくいかない人

私とあの彼は一緒にいてもうまくいかなかった。デートの会話も、デートの日の天気も。

いつも会話は噛み合わなくて、いつも天気は悪い。もうそれだけで、私たちの相性が良くないことは分かっていた。

少しずつ無理をしながら話を合わせて、少しずつ猫を被ってじぶんを良く見せようとしてしまう。

 

どちらかが悪いのではなくて、私たちは『うまくいかない相性』だったようだ。

 

こんなふうに相性の合わない者同士が一緒に同じ時間を過ごすのはとても辛い。

何のシナジーも生まれず、無言の時間が負担にさえ感じるのだ。

 

結果的には離れてよかった

あのまま一緒にいたら、2人ともが自分らしさを失うところだった。

 

お互い、もっと自分の良さを発揮できる居場所や仲間、あるいは新しい恋人がいると思う。

 

復縁だっただけに、お互いの思考の癖も理解していて撤収も早かった。もちろん、気持ちの整理にはかなりの時間を必要とするけれど、見かけ上はすぐに元の生活に戻った。

 

彼と別れた今、思う。10年間も夢を見させてくれてありがとう。昔の恋愛を思い出していた時間はとても幸せだった。

 

復縁して別れたからこそ、未練がなくなった。新しい恋を受け入れる心のスペースが空いた感じ。

 

私は前に進む、過去は振り返らない、そう改めて思う。

 

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