2021年4月。
花組が宝塚大劇場で公演している時のことです。
約2年ぶりに、兵庫県の宝塚大劇場へ足を運びました。
関東地域に住む私にとって、
兵庫県まで行くのは新幹線を使って3時間かかります。
「ちょっとした旅」です。
今日はそんなちょっとした旅のお話です。
今は新型コロナウィルス蔓延により海外旅行を含め、
リゾート地へも足を運べていません。
とくに、沖縄のコロナ感染事情は心を痛めるくらいの状況で、
沖縄へのダイビング旅は控えています。
旅行の出来ない日々は続きます。
大の旅行好きの私にとって、旅行ができない日々が続くと、
気分がクサクサしちゃうもので…
私は花組公演を観に兵庫県へ出かけました。
3回目の緊急事態宣言が発出される前の時期でした。
感染対策を徹底して、ひとり旅
3度目の緊急事態宣言は、
主に関西圏を中心として発出されることとなりました。
関西圏の感染者が爆発的に増えていたのです。
それを鑑み、私も迷いに迷いましたが…
自分なりにしっかり感染予防をして出かけました。
- 飲食店での食事をしない
- もちろんマスクは常時着用
- 同行者なし、ひとりで行く
- 日帰りで行く
移動中も観劇後も、一切言葉を発することなく、
食事もとらず(コンビニのコーヒーで凌ぎました)に、
宝塚大劇場への旅を実行したのです。
コロナがあってもなくても、旅行はひとりが一番ラクなので、
私はいつもひとり旅なんですけど(笑)
私のひとり行動・ひとり旅は今に始まったことではありません。
ですから、特にストレスはありませんでした。
宝塚大劇場周辺スポット
宝塚大劇場では、舞台を観劇する以外にも楽しめる場所が多いです。
劇場周辺をお散歩するだけで、
心が清く、正しく、美しくなっていくのを実感できる場所です。
オススメのお散歩コースは
花のみちを少し歩き、武庫川のほとりでぼーっとした後、
新生宝塚ホテルのロビーでゆっくり過ごすコース。
このお散歩コースは、
宝塚駅から宝塚大劇場への向かうコースなのです。
ほんの15分程度の道のりですが、
武庫川を渡る阪急電車が見えたり、
お店に貼られたタカラジェンヌサイン入りポスターを見かけたり。
普段仕事でせわしなく動き続ける心と頭が
すーっと穏やかになって、
これからの観劇がさらに楽しみに感じて、
ワクワクしてくるのです。
新生・宝塚ホテル
2020年6月、宝塚ホテルは宝塚大劇場の西隣に移転開業しました。
昔の宝塚ホテルのクラシカルでモダニズムな雰囲気を継承しているそうです。
クラシカルでモダニズムな雰囲気って…何でしょう?(笑)
実際に行ってみると、
昔の宝塚ホテルの雰囲気は変わらず、
ロビーの天井は高くなり、ロビー内がとても明るくなっていました。
新生・宝塚ホテルのロビーには、
大劇場ロビーのような赤いじゅうたんの階段があり、
大きなシャンデリアがお出迎えをしてくれます。
観劇を終えた後、チャックインするときまで夢の続きを見られそうです。
昔の宝塚ホテルは、「綺麗だけど古い」と言う感じでしたからね。
旧宝塚大劇場からも徒歩10分~15分の場所にあったので、
ガッツリ2公演連続で観劇した後、
旧・宝塚ホテルまで歩いていくのは、ちょっとシンドイ時もありました。
新しくなった宝塚ホテルは、場所が変わり大劇場のすぐ隣です。
これなら、泊りがけの観劇でも楽々です。
武庫川のほとりでひとりランチ
宝塚大劇場の近辺にはレストランやカフェもあるのですが、
今回は感染予防徹底したひとり旅ですので、
飲食店でのランチは諦めました。
お昼ご飯はどうしようかな~?と思いながら、
宝塚駅に降り立ちました。
宝塚駅から約300m。
花の道には向かわず、
武庫川の方へ向かっていくと
素敵なサラダボウルの専門店(テイクアウトのみ)Lau’aiさんがありました。




メニューの種類は豊富で、ドレッシングも自分好みで選べます。
レギュラーサイズサラダボウルを購入しました。
丼くらいの大きさなので、ひとりランチには十分な量です。
それを持って武庫川のほとりに向かいます。
ぽかぽか陽気の中、
武庫川のせせらぎを聞きながら、
若き乙女のにぎやかな声、
子供たちの元気な声にかこまれて。
いよいよ観劇
開演2時間前には宝塚駅に着いておくと、
時間に余裕をもって劇場周辺をゆっくりお散歩できます。
観劇前に宝塚の世界にどっぷり浸かり、
気持ちはすっかりタカラジェンヌ。
そうして、大劇場の扉をくぐれば、
そこはもう完全に夢の世界。
楽しい楽しい夢の時間が始まるのです。