神子元ダイビング 2021年潜り初めはドライスーツでヒヤヒヤ、でもワクワク。
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こんばんわ。
神子元島でダイビングをしてきました。2021年潜り初めです。
春めいた陽気が私を海へ誘います。
冬ダイビングの登竜門ともいえる、ドライスーツのお話。
ドライスーツジレンマ
年間通じてスキューバダイビングを楽しむ私。3度の食事よりもダイビングをこよなく愛しています。
意外にも冬はダイビングにオススメの季節です。
冬はお客さんが少なく、機材洗い場もエントリーポイントも込み合わず、心行くまで自分のペースでダイビングを楽しむことができるから。
ほぼ貸し切り状態だったりするのです。
お客さんが少ないということは、海の中も荒れていません。
夏のハイシーズンは大勢のダイバーが1日中海の中にいますから、砂の巻き上げが続き透視度が下がることもあります。
夏こそ海!という気持ちも当然ありますが、
秋~冬のオフシーズンにダイビングを楽しむのもコスパが良いかと思います。
ただ…12月~4月の海中水温は16~19度。
サウナ上がりの水風呂の水温になってしまいます。
40分も潜っていたら、全身冷凍されます。
そんな極寒の海で大活躍してくれるのが、ドライスーツ。
ドライスーツは洋服の上に着るスーツなので、濡れることがありません。
スーツの中はフリースのトレーナーでもOKなのです。
それに対し、ウェットスーツは水着の上から着るスーツなので、水温の影響をダイレクトに受けています。
ドライスーツさえあれば、冬の極寒の海中も悠々と泳げる…はずなんです。
しかし、そう簡単に使いこなせないのがドライスーツの難点。
浮力を調整するのがとても難しいのです。ドライスーツ内の空気量の調節を見誤ると急浮上したり、急降下したり。浮力の確保が上手くできないと、減圧症のリスクも高まります。
透視度の良い海を独り占めできる楽しさと、ドライスーツの難しさ故の危険を天秤にかけても…
やっぱり、ドライスーツへの苦手意識が勝ってしまうジレンマがあるのです。
しかも1着40万円のドライスーツ。せっかく買ったのに、使いこなせないなんて…悲し。
ドライスーツ苦手克服?
そんなドライスーツへの苦手意識を克服すべく、2020年3月に1週間のドライスーツダイビング旅を実行しました。ちょうど1年前です。
東伊豆を南下するルートでダイビング旅をしました。富戸~海洋公園~八幡野~海洋公園~北川。東伊豆はマクロ生物を探すスタイルなので、ホバリングの時間が多いのです。
3本/日×7日=21本を連続して潜った結果、ドライスーツでも中性浮力を確保できるようになったのです。じーっと魚を観ていられるようになったのです。適正ウェイトも分かってきました。3回ほどチャック閉め忘れによる水没も経験しましたが…。
この変態的な旅を経験し、ドライスーツ苦手克服!と思っていたのですが…
聖地・神子元での挑戦
簡単にドライスーツダイバーの称号を与えてなるものか!
と神子元島の神が囁きました。
1年前のたった1週間のドライスーツ特訓なんて、歯が立ちません。
一発玉砕…
緩やかな上昇潮流にハマり、あっという間に、ぷかーっと急浮上。
スーツ内の空気を抜くのが遅すぎたり、速すぎたりとタイミングが合わないのです。
安全停止ができないんです…。(撃沈)
急浮上したのちに、再度潜りなおして安全停止を行いました。
ダイビングを終えた後も頭痛やめまいの症状もないので、減圧症にはなっていません。ただ、これを繰り返すと危険ですね・・。
(とにかく練習しないと気が済まないみたいです、私)
今回の初挑戦
今回のダイビングでは、水中でのカメラ撮影にチャレンジしました。初めて、です。
やっぱり伊豆を潜るにはカメラがあるといいです。思い出になるし、お魚の名前も覚えます。ダイビング歴8年目にして、カメラの楽しさに気づきました。
これからは、カメラ派ダイバーも目指そうかしら…?なんて。
やっぱり好き
どんなに怖い思いをしても、減圧症のリスクがあっても、
それでも船に上がってきたときの爽快感と達成感は、ダイビングの醍醐味だと思っています。
危険を乗り越えた瞬間の私!スゴイ!と勝手に自分に酔いしれるのです。
四季折々に変化する海の中の世界は、いつでも私をワクワクさせてくれるのです。
さて、今年はどこへ潜りに行こうかな?