ダイビング機材部屋を眺めているだけで幸せ。でも、足は何本あるんだね?
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今日はダイビング機材のお話。
ダイビングを続けていると、潜る海の特徴に合わせてダイビング機材を買ってしまうのがダイバーの性だと思っています。
これを浪費ととらえるか、自己投資ととらえるか…
非常に微妙なところではありますが…
(非ダイバーの両親からすれば、「無駄」の一択らしい)
今日はそんな世知辛いお話ではなく、単純に、萌えるダイビング機材達について。
フィンありすぎ
フィン=足ひれのこと。
これを履いていないと、海中では全く泳げません。
ダイビングには必需品。
そのフィンにもいろいろな種類があります。
- バラクーダはとにかく速く、力強く泳ぐためのフィン。
- ジェットフィンは、静止時間が多いダイビングに向いているフィン。
- ミューフィンは大抵の海で活躍できる万能なフィン。
- スーパーミューはミューフィンよりも泳ぎに重きを置いたフィン。
こんな風に、フィンにはそれぞれの特徴があるのです。
買いすぎた
ビーチダイビング、
ボートダイビング、
ディープダイビング、
ドリフトダイビング等
様々なスタイルのダイビングを楽しむためには、それぞれに合ったフィンが欲しくなるのです。
またドライスーツで潜るのか、ウェットスーツで潜るのかによって、使いたいフィンガ異なってきます。
結果、私は6組ものフィンを購入しておりました。
各フィンたちの活躍
今、私が一番使っているのは、バラクーダフィン。
全長約75㎝もあります。
身長155センチだと、足の長さと同じくらいってことです。
これだけ長いとしなりが出て、潮に逆らって泳ぐときも不必要にフィンキックをしなくて済みます。
体力の消耗を防ぐことができるのです。
神子元に行く機会が増えたので、激流の中をガンガン泳ぐために、バラクーダフィンが大活躍してくれています。
次に出番が多いのはミューフィン。
この子は汎用性が高く、泳ぐにもそこそこの力を発揮してくれます。
伊豆の海(神子元以外)ではミューフィンで対応可能です。
ミューフィンは、コンパクトサイズなので、持ち運びのストレスが少ないというメリットがあります。
次はジェットフィン。
冬はジェットフィンが活躍してくれます。
ドライスーツを着るから、です。
ドライスーツでガンガン泳ぐことはまずあり得ない(とリクエストしている)ので、冬のダイビングでは、じーっとホバリングするダイビングが多くなります。故に、冬はジェットフィンの出番が多くなるのです。
微妙な立ち位置、スーパーミュー
最も出番が少ない(というか、ほぼない)のが、
スーパーミュー。
泳ぎに特化しているわけでもなく、かと言って、小さいワケでもない。
そこそこ重い(Sサイズで910g)ので、足首への負担もある。足首周りが分厚くなってて硬いので、着脱に慣れが必要です。
フィンそのものとしての特徴は、▲(さんかく)
5段階評価なら、3、といった感じです。
じゃぁ、なぜ、買ったの?
フォルムがカッコイイから!
スーパーミューはシュッとしているんです。
それと新色のターコイズブルーが気に入ってしまったんです。
それに比べ、ミューはちょっとボテッっとしてる感じ。子供用のシュノーケルフィンみたい…(失礼)
用途よりも、見た目で買ってしまいました。
買ったはいいものの、重いし、かさばるし、ターコイズブルーって海中では見えづらいし、イイコトナシのスーパーミュー君。
おかげさまで、スーパーミューを取得してから
1回しか履いていません。(2年間で1回しか使っていないのです)
初めて購入する時は
当然ですが、見た目で選んではいけません。
基本的にはミューフィンを買って、使いながら、
次に潜りたい海に合わせてフィンを買い足すべきです。
間違っても、
石垣島のフェリー待ちのスキマ時間に衝動買いしてはいけません。
(これ、私の実体験)
冷静になって考えてみれば、足は2本しかないのです。
伊豆メインで潜るなら、2組くらいで対応できるはずです。神子元か、否か。神子元を潜りたいなら、バラクーダフィンはあった方が良いです。それ以外はミューフィンで十分です。
フィリピンや沖縄をメインとしたリゾートダイバーになるなら、なおさらミューフィン一択です。
激ムズのコンディションに遭遇する頻度は少ないでしょうから。
最後に
結局何が言いたいのかというと、道具ばかり持ってても、ダイビングの楽しさは味わえないので、とにかく基本の一式そろえたら、100本目くらいまではその機材を使い倒すのが良いと思います。
…これは真面目で理性的な話。
それでもやっぱり、スーパーミューのフォルムが一番好き。
使わなくても、そこに居てくれればいいのです。
これは、変態ダイバーの性なのでしょうか。