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30代女の独身生活ブログ

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主人公・さだまさし作詞作曲。心のバロメーターになる曲。今の恋愛を見つめなおせという警鐘と、新しい自分になるための応援歌。


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さだまさしさんは数々の素晴らしい楽曲を

世に送り出していらっしゃいます。

 

中でも、【主人公】という楽曲には強い思い入れがあります。

 

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どんな曲?

 

1988年のシングル作品。

誰もがみな、人生の主人公だという人生の応援歌

 レコチョクの楽曲紹介より引用

1番の歌詞 

曲の冒頭は、学生時代の恋愛を思い出しているような歌詞。

ーあなたと一緒に過ごした毎日は煌めいていて、

あなたが来ていた服の模様さえ鮮やかに覚えている、と。

ー友達に囲まれて、大好きなあなたと一緒に過ごしていた頃の私は

煌めていたんだ、と。

 

学生時代に使っていたバスに乗って、思い出に浸る様子を歌っている。

 

2番の歌詞

 

彼や友人とは、別々の道を歩み始めた自分を見つめなおす。

もし、あの時私たちが分かれていなかったら…

今はどうなっていたのだろう、と。

 

今の生活や恋愛に疲れると、過去を振り返ってしまうのは珍しいことではない。

あの時、あんな選択をとらなかったら…と思う。

しかし、今の生活をそう簡単に変えられないのが現実。過去に戻るなんて不可能なのだ。

 

だからこそ、

人は思い出を糧にし、今の人生の主人公はいつでも自分自身なのだ、と改めて思い直させてくれるメッセージを伝えてくれている。

 

心のバロメータ

 

この楽曲には、とても心に響く歌詞がある。

 

勿論、今の私を悲しむつもりはない

確かに自分で選んだ道を精一杯生きる

そうでなきゃあなたにとてもとても恥ずかしいから

楽曲より

 このフレーズを聞いて、涙が流れてしまうときは、

良い恋愛をできていない、今の生活に悲しみを纏っている証拠だと思っている。

昔の恋人に恥ずかしいと思ってしまうような生活(恋愛)をしている証拠なのだ。

 

この歌詞を聞いた時の自分の反応によって、

自分の心の状態を知ることができる。バロメーターになるのだ。

 

そして、もし、過去の自分や過去の恋に恥ずかしい自分が居たら、変わらなければならないんだと背中を押してくれるのだ。

 

実体験

 

3年前、この曲に出会ったおかげで、あるモラハラ男と決別した経験がある。

そのころの私は、とにかくモラハラな元彼の言いなりだった。

 

私を馬鹿にし、蔑むような言葉をかけられても

「自分が悪いんだ」と思い込んでいた日々を送っていたのだ。

 

その元彼は自分の思い通りの私でいないと、

私に言葉の暴力を浴びせ、

取って付けたような世間体

(30代のオバサンを付き合ってあげているなど)で

私の心を追い込むような男性だったのだ。

 

しかし、この【主人公】を聞いた時、はっとした。

 

私は私の人生の主人公になれているのだろうか…?

学生時代の私や友人や恋人に胸を張れるだろうか?

彼のご機嫌をうかがって、

彼の都合に合わせて、嫌なことを強制されて、

逐一行動をチェックされて、疑われる毎日。

そんな私は、昔の恋人に恥ずかしくないのか?

 

やっと気づいたのだ。

今の生活を過去の恋人に話すことなんてできない…と。

 

その結果、別れを決意し彼に伝えた。

しかし彼はお構いなしに、容赦なく言い寄ってくる。

悪いところは治すから、ごめんね、と。

 

しかし私の心は揺らがない。

この曲を聴いて、

私の人生の中では、私が主人公だと 

ー楽曲よりー

そう何度も言い聞かせたのだ。

学生時代の彼が、どこかで応援してくれている、

あの頃の思い出が、私を支えてくれている、

もう一度、自分が主人公になろう、と自分を励まし続けたのだ。

この男とは決別する、と。

 

今の私

 

今、私には新たな恋人がいる。

おつきあいを始めて、もうすぐ1年がたつ。

今の恋が始まってから、この曲を聴く頻度は減った。

 

そして今日、改めて聞いてみたが涙は出ない。

 

今のところ、この恋愛は過去の自分や元彼に話せるようだ。つまり、自分を大切にできている、ということだ。

 

でも、これから先は分からない。

もしかしたら、またこの曲をリピート再生する日が訪れるかもしれない。

その時は、きっと背中を押してくれるはず。

 

もし悩んでいたら

 

もし、今の恋愛を続けていくべきだろうか?とか

相手に嫌われないために、

自分を押し殺すような恋愛や生活しているんじゃんないか?とか、

薄々ながら思っている方には、この曲を聞いてみて欲しい。

 

背中を押してくれるかもしれないし、

心が救われるかも知れない。

改めて考えなおすきっかけになると思うのだ。

 

私の人生を救ってくれたように。