簿記3級合格できた。不合格から1か月間、反省点と改善点は?
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こんばんわ。
満開の桜が咲く中、
ひとりで合格の喜びをかみしめております。
この充実感を感じるのは…13年ぶりくらい?
不合格になって気づいたこと
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過去問を解いた回数が少ない
6年分の過去問題を用意していましたが、
1回目の受験の時は、各回2回ずつしか解いていなかったのです。
1回目は、解答を見ながら問題を解いていました。
1年分解き終えるのに、
3~4時間はかかっていたと思います。
それを踏まえて、もう1週。
で、受験。
たったそれだけ、でした。
問題の傾向はなんとなくわかるようになっても、
本質を理解していないので、本試験では全く歯が立たないのです。
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テキストの振り返りが不足していた
過去問を解いたのち、分からない問題は、
もう一度テキストに戻って、仕訳の根拠となる考え方を
学びなおさなければいけなかったのです。
そうでないと、ひっかけ問題に対応できません。
過去問演習を始めたからと言って、
テキストをないがしろにしてはいけなかったのです。
改善点①勉強時間のスケジュール管理
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休日は過去問演習、平日は問題集演習
過去問演習を始めたばかりの頃は、
1年分の過去問の解答を埋めるだけで、
2時間以上時間がかかってしまいます。
なので、平日の夜の時間は中途半端に過去問に手を出さず、
問題集(単元ごとの問題演習)を行いました。
一方、まとまった時間をとれる休日は過去問演習を行いました。
制限時間内に解答を埋められることを目標にしました。
改善点② 過去問は6年分を6回ずつ解く
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1~2回目は自己採点をしない
過去問演習において、
1週目と2週目は自己採点を行いませんでした。
すべての問題の解説内容を理解できるまで、
徹底的に時間をかけて見直します。
1問でも意味不明な部分が無いように、
テキストに戻って読み返し、
講義映像を見返します(クレアールさんの教材を使用中)。
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1~2回目は制限時間なしで解答する
1~2回目の過去問演習は時間制限なしで解きます。
とにかく、1問1問、すべての金額がぴったり合うまで
徹底的に解答解説を読みこむのです。
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3回目以降は時間を意識して解く
分からない問題は飛ばして、
分かる問題を先に解答できるようになるのが目標です。
筆記試験では精算表作成に40分、
貸借対照表作成には35分、とされているようです。
ネット試験では精算表作成問題は出題されないので、
あくまでも目安です。
1~2回目までとは違って、
分からない問題で止まらずに、
テンポよく、どんどん解答を埋めていく練習を積みます。
ネット試験では与えられる時間60分なので、
解答時間が早ければ早いほど良いです。
ちなみに、本日の本試験で、
私は貸借対照表問題を20分で解答しました。
(本気で焦ったわ…)
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4回目以降は自己採点を行う
自己採点をして、苦手問題を洗い出す目的です。
ここで初めて、
解答を埋め終えるまで解説冊子を見ずに問題演習をします。
本番のように。
そして自己採点をするのです。
苦手な問題はだいたい同じ単元です。
ここで間違える問題は、
これまでにも間違えてきているはずです。
その単元を洗い出し、集中的に復習しました。
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5回目以降は本番を意識して演習
本番の解答スピードを体得するのが目的です。
ここでは、自己採点を終えた後に解説をみるのはサラッとで大丈夫。
1~2回目の時にしっかり読んでおけば問題ありません。
この頃になってくると、
1年分を70分程度で解けるようになってきます。
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6回目は計算ミス対策
この段階では、計算ミスを少なくすることを目標とします。
とくに、桁数のミスが目立っていた私。
200,000と20,000を間違えたりしていました。
解答のプロセスはあっていても、
計算結果が間違っているのです。
5回目までで、仕訳の基礎・決算整理の考え方や出題パターンは
体得できていたように思います。
6回目は金額の写し間違いや、
電卓のタイプミスをなくすことを意識して問題演習をしました。
結果
今日のネット試験の結果は82点で合格。
1か月で66点→82点になりました。
1か月も時間があったのだから、
もうちょっと得点出来たらよかったな、とは思いつつ。
たった2周過去問をやっただけで、
本試験に臨んでいた自分が恥ずかしいったら。
自分なりのゴール
1回目に落ちた時、
次に受けるのはもうやめようかな…
と、頭をよぎったこともありました。
でも、何となく不完全燃焼な気持ちも残っていました。
今度は焦らず、基礎から落ち着いて学ぼうと
心を入れ替えました。
1回目の時は「合格がゴール」だったように思います。
仕事で応用するわけでもなく、
自己学習のための勉強なので、
「ゴールは簿記の考え方を学ぶこと」だと、
何度も自分に言い聞かせました。
合格できてうれしいのは事実ですが、
それよりも、専門外の分野について学ぶ楽しさを
味わえたように思います。
学ぶって楽しい!
久しぶりに、そう思えた時間でした。
次は2級に挑戦します。