簿記3級試験受験は不合格…反省点を考えてみます。
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本日、日商簿記3級のネット試験を受験してきました。
結果は不合格。66点。
不合格になってしまった理由を振り返ろうかと思います。
過去問演習の開始時期が遅すぎた
過去問題集(過去6回分)を初めて開いたのは、試験5日前。
生まれて初めて簿記試験問題を解く私にとっては遅すぎました。
過去問さえやっておけば大丈夫だろうと、謎の自信があったのです。
完全にナメていました…私。
過去問だけでは不十分だった理由
- そもそも、簿記試験問題を見たこともない
問題の形式も知らなかったので、
文字が羅列された問題文をみて頭がクラクラしたのです。
特に精算表作成問題とB/S・P/L作成問題は、問題文の文字が多すぎて
問題文読むだけで時間と集中力が奪われ、
問題を解答するまでに至っていないのです。
問題文がごちゃごちゃしているので、
合計試算表なのか?残高試算表なのか?
決算日は12/31なのか?3/31なのか?
このようなことにも気づけなかったのです。
これだとさすがに、5日では間に合わないのです。
- 過去問の復習に時間がかかる
間違えた部分を見直そうと思ってテキストを読み直していると、
さらに3時間かかってしまうのです。
これは予想以上に時間がかかっています。
しかも、3割しか理解できていないので、
テキストをパラっと見ただけでは、正確な理解はできません。
ズブの素人ですから
第一問の仕訳問題だけで、1時間程度のテキスト読みになってしまう…
第五問の損益計算書・貸借対照表問題の見直しまで集中力が持たない…
過去問演習は必須。だけど…
2日間部屋に閉じこもり勉強をした結果、30点→80点にはなりました。
そこまでは何とかなります。
なので、過去問演習は必須です。
私の場合は、ケアレスミスが多い状態でした。
桁数の多い数字の羅列に慣れていないので、計算ミスが多かったです。
解答を1回見た状態で80点ですから、初見の問題では
さらに点数は低くなるということです。危ういですね。
簿記試験問題を一度も見たことのない方は、
少なくとも10日前に過去問演習を始めた方が良いです。
1週間では間に合わない!
ネット試験対策が不十分
筆記試験120分に対し、ネット試験は60分。
メモ用紙と筆記用具は貸与してくれます。
このようなネット試験のルールをきちんと調べたのは、受験前日でした。
結果、試験会場で緊張しすぎた
試験会場で、席を間違えたのです。
ログインパスワードを入力しても、
【パスワードが間違っています】
の表示が出て、パニック状態。
なんだ?なんでパスワード入れても始まらないの~??
落ち着け…落ち着くんだ。
ぐるっと見回してみると…表示されている画面が人によって違う!
PCのデスクトップの上には【漢検】の表示がある!
私が受けた会場では、
簿記以外の試験(漢検など)も行われており、
試験内容ごとに座るべき席が決まっていたのです。
私は、まったく違う試験用のPCの席に座ってしまいました。
きちんと簿記試験用のPCの席に座りましょう。
もう一度挑戦…の前に
66点得点のうち、第一問は42点、第三問は22点の得点。
ど素人の割には健闘しています(自画自賛)
第二問が壊滅的な状況だったのです。
第二問は2点!です。
第2問は法人税の会計処理についての問題でした。
確かに…そこ、分かってないわ。
前期分の半額を当期にの5月に支払って…ナントカカントカ。
復習決定しました。
まだまだこのように理解不足の項目があると思われます。
次回までに、落ち着いて丁寧に過去問演習を中心に復習します。
勢いだけではダメですね
受けてよかった
試験には落ちてしまいました。
でも、3か月前の私よりも格段に会計の知識がついたかと思います。
減価償却の知識なんて、まるで知りませんでしたから。
私の車も減価償却されて価値が下がって行くのだな…と思うようになりました。
できれば試験に受かれたら嬉しかったのですが、
そうでなくても価値のある3か月間でした。
なので、結果はダメだったとしても、
自己学習のために簿記試験を受験するのは、
十分価値があったと思います。
一回不合格になったことをきっかけに、
さらに勉強する時間をもらえたと思って再試験にチャレンジします。
きっと、あのままギリギリ合格してしまったら、
二度と簿記の勉強はしないと思うので…(呆)
試験前に追われた学生時代のことを思い出しました。
右手の親指は腱鞘炎を起こしているようです…。