ゆめのブログ

30代女たのしい独身生活のブログ

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自転しながら公転する 読み終えた感想-6年前にこの本に出会えてたらよかった…のかも?


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こんばんわ。

2021年本屋大賞ノミネート作【自転しながら公転する】を読み終えて…。

 

率直な感想は

 

結局そうなっちゃうのか…

 

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あらすじ

 

主人公は28歳のアパレル販売員女性、都(みやこ)。

東京での生活に疲れ、実家に戻った都。

更年期障害とともにうつ状態になった母と、

その母を横目に見ながら仕事を続ける父と共に暮らす日々のお話。

 

 

地元の アウトレットモールで働く都は、

寿司職人の貫一と出会い、恋人になる。

貫一は、都との結婚についてあまり真剣に考えない。

典型的なのらりくらりオトコ。

貫一は金ナシ、学歴ナシ、運転免許ナシの

ナシナシ男。

 

こんなナシナシ男との恋愛を中心とした

悩める女性のお話。

 

悩める女心の描写がリアルすぎる

 

32歳、独身女性の脳内がリアルに綴られています。

 

  • 結婚について考える女性の気持ち

今の恋人と一緒にいると楽しいが、

あまりに経済的な不安が大きすぎて結婚に踏み切れない気持ち。

 

この職場でいいのか?

これから、このまま役職がついて責任が増えて、

仕事にまみれていくのではないか…という希望と絶望の狭間で揺れる気持ち。

 

とにかく、この主人公の女性は、悩みまくる。

仕事で悩み、

恋で悩み、

結婚で悩み、

両親との関係に悩み、

その割に、

友達を見てはうらやましく思うばかりなのです。

 

中途半端に空回りする女

 

せっかく恋人・貫一が計画を立ててくれた旅行にでかけたが...

それまでの仕事や恋愛への鬱憤を大爆発させてしまう。

すったもんだの末、

ふたりは仲直り♡、のはずが...

直後、貫一の運転免許が失効していたことを知り、

警察沙汰に巻き込まれてしまう。

 

運転免許の更新をしていなかった貫一への不信感と、

警察沙汰になってしまった二人には、

心の溝が生まれる。

別れの言葉もないまま、都と貫一は自然消滅…のようになる。

 

貫一と離れている間の都は、

都は婚活に走ってみたり、

以前知り合った若者に心揺らいでみたり、

災害ボランティアに参加してみたり、

何もかも中途半端に終わってしまう。

 

またまた心が疲れ果てた都は貫一の元へと出向いてしまう。

 

分かるよ~、から回っちゃうんですよ。

30代で恋愛を終えた後って、

謎の焦燥感に駆られてしまうんです。

 

あっけない結末

 

再会した二人は…

 

結婚しちゃうんです。

 

私の感想

 

えぇぇぇぇ?!

結局その微妙な男と結婚しちゃう…の?!

 

この人がいなくても生きていけるかもしれない」って

言ったじゃないか!!!

 

と、思ってしまったのです。

 

貫一と微妙な関係になるの悩みは…

非常に共感しました。

 

怖すぎるほど、昔の自分の心を表していて、

ストーリーに引き込まれたのです。

 

ホントにどうでもよい同僚の一言に一喜一憂したり、

これからのキャリアプランを考え込み、

めまいがするくらい悩んでしまう都に感情移入しました。

 

将来のお金の不安もあるし、

自分の経済力だっていつまで続くのかも分からない、

隣を見れば、お金を稼がない彼氏しかいない…

 

絶望的な気持ちになる気持ちはわかるからこそ、

都には、貫一から離れて新しい自分になってほしいと期待してしまいました。

 

もし私が都の立場だったら…

ひとりで生きる決断をしますね。

 

実際、そうしてきたから今、独身なんですが。

この生活、あんまり悪くはないけどなぁ。

 

そんなに恋人に縋らなくても、

深呼吸して、

仕事して

寝て起きれば、

明日はやってくるのに…。

 

友人の小さな励ましとか、

仕事でのちょっとした成果とか、

そんなことだけでも十分楽しく生きていけるから、

そのナシナシ男にこだわらなくても良いと思うのです。

 

いろんな女性がいますね

 

私も主人公・都のように、

悩んで、恋人に鬱憤を爆発させて、

別れの言葉もなく、

距離ができて、

大いに空回りした経験もあります。

 

でも、私の場合は、

その恋人に会いに行くことはありませんでした。

 

都に自分の過去を投影してみたものの、

都は私とは違った選択をしたのです。

 

ナシナシ男との結婚という選択もあったのか…と

ちょっと驚きを与えてくれた作品でした。

 

できれば、20代後半の女性が読むといいのかも知れません。

いろんな恋に終止符を打って、

独りを選んでしまった私には、この本と出会うタイミングが

ちょっと遅かったように感じます。

 

6年前、29歳の時にこの本に出会っていたら…

もっともっと心に響いていたかも知れないな、と思う作品でした。

 

 

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