ゆめのブログ

30代女たのしい独身生活のブログ

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【店長がバカすぎて】を読みおえた感想。いるよね、こういう店長。


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2020年本屋大賞ノミネート作【店長がバカすぎて】を読み終えました。

その感想を綴ります。

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率直な感想

期待しすぎた。読み易かった。

オチが読めてしまい、「サプライズ!」はできなかった。

と言う感じです。

あらすじ

主人公は書店員の京子。派遣社員として勤めています。

薄給で派遣社員、将来への不安は膨らむばかりの京子。

辞職した方がいいのか、という不安を抱えながらも

「本が好き」と言う気持ちがあり、なかなか辞められずにいる

(辞表を出す勇気がない)

京子は書店員としてプライドを持って仕事にあたるが、

版元からは思うように本を入荷できず、

「素晴らしい本を届けたい」というささやかな目標も叶えられず、

ストレスはたまり続ける毎日。

もっとも京子にストレスを与えるのは、おバカな店長のおバカな仕事っぷり。

勤め先の上司である店長はとにかく空気が読めない。

そして、中身のない空っぽな自己啓発本の内容を、

毎朝の朝礼で声高らかに叫ぶという謎の習慣を持っている。

(これはキツイなぁ、と同情する私)

店長は【仕事好きだけど、空回りしていて周りに迷惑をかけるタイプの人】。

おバカな店長に振り回されるたび、

京子はいつでも「仕事を辞めたい!辞めてやる!」という不満を抱えている。

書店員としてひたむきに仕事に向かう京子のお仕事奮闘記を綴ったストーリー。

 

おバカな店長は珍しくない

本書のストーリーで最も個性的なおバカ店長。

決して珍しいタイプの人ではありません。

誰しも、社会人として働いていれば一度は出会うタイプの人ですね。

なので、主人公・京子がおバカ店長に対して苛立つ気持ちや、

他の書店スタッフたちの冷めた気持ちも共感できます。

 

 

謎解きがちょっとよく分からない

本書の帯には「ラストに驚愕のサプライズ!」と書かれているのですが、

驚愕と言うほどのオチはなかったように思います。

本作のストーリーを通じて登場する人気覆面作家がだれなのか?

という謎解きエピソードも描かれています。

私は、その覆面作家が誰なのか…その答えに気づいてしまいました。

「驚愕のサプライズ」は味わえなかったのです。

 残念。衝撃の結末を期待しすぎてしまったようです。

こんな私でさえも結末が読めてしまうくらいなので、

「驚愕のサプライズ!」は期待しないほうが良いかも知れません。

 

期待すべきは店長のバカさ加減

本作の面白さと魅力は「店長のおバカっぷり」にあると思います。

やる気は空回りで、空気も読めないのに、なぜか憎めない店長。

店長はただ純粋に書店員として誇りを持っているだけなのです。

 

空気が読めないのも、社長に媚びを売るのも、

すべては店長に仕事愛があるからこその行動だと知っている京子。

だからこそ「やめます」と言えない京子の気持ちはとても共感できます。

会社員としてあるあるエピソードだと思いました。

是非、この店長の空回りっぷりに

「わかる、分かる、こういう人いるよね~」と共感しながらお読みいただきたいです。

 

最後に

本屋大賞ノミネート作ですので、とっても読み易い作品でした。

1日の終わりに「仕事のことが気になって、今日は眠れないかも…」

と悩む夜は、寝る前に本書を読んでみると自分の悩みが

馬鹿らしく感じて、救われるような気がします。

お仕事を一所懸命やっているはずなのに

自分はなんだか報われないなぁというような、漠然とした悩みを感じた時、

本作「店長がバカすぎて」を読んでみてはいかがでしょうか。

 

2021年の本屋大賞ノミネート作も大変面白かったです。

オススメ①

 

yume-diver.hatenablog.com

 オススメ②

 

yume-diver.hatenablog.com