本屋大賞ノミネート作、面白すぎるよ~
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2021年、本屋大賞ノミネート作を読んでおります。
ただいま3冊目。
今まで読んだのは
- お探し物は図書館まで
- 52ヘルツのクジラたり
- 自転しながら好転する(あと1/3で読み終えるところ)
読書好きなのに、いい本と出会えない
私の特徴
- 読書が好きだけど、純文学は無理
- 社会派ミステリーは、登場人物が誰が誰かわからなくなる
- 浅田次郎さんの「蒼穹の昴」は漢字が多くて、眠くなる
- エッセイは好き
- 翻訳書は独特の言い回しで迷子になる
- 月に2~3冊の読んでいる割には、ほぼ記憶に残っていない
- ビジネス書のノウハウ文章に疲れやすい
- 読書が自分の生活に役に立っているような感覚はない。
なんかまぁ、私にとって読書とは、毎日の入浴みたいな感覚かな。
要は、何にも覚えていないってこと。
のめりこむと文字が躍る…は事実。
読書好き芸人のオードリー若林さんが仰っていた言葉を思い出します。
「あまりに本の世界にのめりこむと、文字が浮かび上がって踊りだす、
背中までグワーッと文章に包まれる感じがする」と。
まさに私も今、このような感覚に陥っています。
ノミネート作は3作とも、その世界観に浸り、
クライマックスに向けて、文章が私を包み込んでいくような感覚に陥ります。
多少文章を読み飛ばしても、
早く先を読みたい、読みたい、読みたい、
でも、読み進めたら終わっちゃう…
という葛藤に苛まれながら、
就寝時を逃してしまっているのです。
単行本、良い。
これまでは本屋大賞受賞作が文庫本になってから読んでいました。
単行本、高いから。
この値段払って面白くなかったらいやだな~なんて
コスパを考えちゃったりして。
文庫には文庫の良さがあるのですが、
単行本には、文字レイアウトや装丁のデザインに
作者の個性が出ていて、
作者が描く世界にのめりこみやすい感覚があります。
それに、単行本は背表紙にストーリーの概要が書いていないのが良いです。
何の話だか全く分からないまま読み始めた方が、
最初の一文がことさら強く印象に残ります。
餅は餅屋
自分の感覚で本を選ぶと
あれ?思ったのと違ったかも、
最後まで読むのきついな~となるケースが多い私。
ここは思い切って書店員さんのオススメ本を読んでみよう!
と、シンプルな方法に切り替えました。
そうしたら、スゴイ!
3作とも当たり。
読み終わってしまうのがもったいなくて仕方がないのです。
1冊1週間かかって読んでいた読書スピードが嘘のよう。
毎晩90分でも3日で読めてしまうのです。
ぐんぐん進む、
もっともっとこの先の展開が知りたい衝動が湧いてきます。
読み終えた後の爽快感や、
感じたこととの重みは、
翌日の心の栄養になっています。
やっぱり餅は餅屋。
帯に踊らされてた私
世の中には面白そうな本が多すぎて、
何から何まで読みたくなってしまう衝動にかられ、
結局、あまり記憶に残らないことが多い。
これは、過剰な帯の宣伝文句に惑わされているからだと思います。
映画の予告編は面白そうだったのに、
本篇を観てみたら、イマイチだった、という感じ。
自分のこだわりにとか、
費用対効果とか考えずに、
スパーンと素直にシンプルに行動してみるのもいいものです。
かなり、充実した読書時間を過ごしています。
簿記試験勉強中のひととき
簿記試験日が近づいており、
試験勉強に明け暮れている休日。
唯一の楽しみの時間は寝る前の読書タイム。
その時間だけは、勉強を休憩しして本を読もう。
今日はどんな展開が待っているかな?
と楽しみにできる夜。
試験前の切羽詰まった気持ちを抑えて
読書の時間に充てよう、と思わせてくれる本屋大賞ノミネート作品たち。
おかげさまで、とてもいいリラックス時間になっています。
自分のセンス…
それが一番危ないのかも知れない。