ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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人生の岐路に立った時は、人生の先輩に相談してみる。でも、最後に決めるのは自分。


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転職を決意してからと言うもの、私自身はどうありたいかについて、深く深く考えている。

このところ、出会う人々に「これまでどうお金を稼いできたか?人生における、時間とお金との向き合い方」についてインタビューしている。

 

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人生の選択肢が多すぎる。

有難いことに、私には多くの選択肢があるような気がしている。どれも魅力的だし、どれもデメリットがある。だからこそ、どう選んだらいいのか分からなくなってきている。

例えば、

薬局の経営者になる道もあるかも知れない。

転職して年収を上げて、人脈とスキルを上げていく道もあるかも知れない。

結婚はしない方が人生計画を遂行しやすいかもしれない。

結婚してパートナーと共に紆余曲折しながら生きていく道も面白いかも知れない。

海の綺麗な場所へ移住して、ダイビングと仕事に明け暮れるのもいいかも知れない。

空港までアクセスのよい地域、活気ある街に住んでリゾートへ通いながら仕事をしてもいいかも知れない。

米国インデックス投資を続けて、今と同じ生活水準で慎ましく暮らすのも楽しいかもしれない。

薬剤師としての給料だけでなく、ブログで稼いで投資にまわすスキルを磨くのも必要かも知れない。

ダイビングショップでアルバイトをするのも楽しそうだ。海に携わる仕事を探しても良い。

これから、私にとっての幸せはどこにあるのだろう。何を選んで、何を捨てていくのだろう。その基準をどう決めたらいいのだろう。

バケットリストはパンパンに膨れ上がっている。

身近な人生の先輩たち

最近私は、ダイビングを趣味とする人たちや、仕事で出会う薬剤師の先輩方に片っ端から「人生とお金・時間」について聞きまくっている。

 

ある人は言った、薬局を経営して資産運用(株式と不動産)で老後資金を貯めた。結果、薬局を手放してからはお金は減らない、と。

ある人は言った、脱サラしてダビングショップを開業して5年。3人の子供を育てている。確かに生活は楽ではないが、自分の采配でできる仕事を得て、大好きなダイビングも楽しめている、と。

ある人は言った、結婚して扶養範囲内で勤めて30年。子供が育ってから正社員になった。今は余剰資金を株式投資している。趣味はない、と。

ある人は言った、55年間独身で実家で暮らしてきた。父親が亡くなり、自宅の名義は自分になった、建て替えて25年ローンを組んだ、と。

ある人は言った、教員を60歳まで続け定年退職。その後はタイに移住し、子どもの教育に携わる仕事に就く、年収は激減し妻にも呆れられているが長年の夢を叶える時が来た、と。

 

まだまだ他にもインタビューは続くが、それぞれかなり個性が光る人生を歩まれてきている。私よりも3~4歳年上の先輩から20歳以上年上の先輩まで悲喜交々である。

 

ネットの世界との違い

今や、YouTubeを始めとする様々なSNSで情報は世の中に溢れている。もちろん、それらの情報も参考になるのは確かだが、生身の人間から直接聞く話は現実味がある。血が通った経験談として心に響く。

 

自分がこの先の人生に悩んだ時こそ、周りにいる先輩に声をかけてみると良い。結局、最後は自分で決めるのだが、自分の悩みなど誰もが通ってきた道であるから意外といいヒントをもらえるかも知れない。

その時は、失敗談も併せて聞いてみると良い。成功談だけ聞いていても、ただ心地よくてテンションが上がるだけで現実味がない。落とし穴があるかも知れないのだ。

 

自分をさらけ出すことの大切さ

先輩たちに歩んできた人生について相談するのは恥ずかしい、と思っていた。だって、自分の悩みなんてちっぽけなことだと思うから。それに自分が人生に悩んでいるなど、こっぱずかしくて話しにくい。

要は、「人生に悩む自分になりたくない」というおかしなプライドがあるのだ。

30代半ばになってくると、「人生について悩む自分」さえ受けいれられない。「私の人生は順風満帆よ、悩みが無いのが悩みなの」なんて余裕ぶっていたいプライドがあるのだ。

 

最近思う。このプライドはない方が良い。困っていて、悩んでいて、かっこ悪いかもしれないが、自分の人生を彩るかどうかは自分次第なのだ。

他人にとっては「あるあるな悩み」かもしれないが、自分にとっては最大級の根深い悩みなのだ。その事実を素直に受け入れて、「私は悩んでいます」と表現した方が心は軽くなる。

おかしなプライドのせいで、みすみすチャンスを逃すのはもったいないのだ。人生の先輩たちは時代と共に自ら変化し、人生を歩んできたのだからほんの少し体験談をお伺いするくらいなんてことないはずだ。

 

最終決定は自分

幾人かにアドバイスを聞いたうえで、【自分にとって譲れないこと】を決めるのは自分だ。それを軸に人生を彩っていくのも自分だ。手法が人それぞれなだけである。

独りでネットサーフィンをしているだけでは、チャレンジする前に尻込みするのがオチだ。ネット情報は不安を煽るだけの情報が入り乱れている。ネット世界が当たり前になった今の世の中の弊害だと思う。

さまざまな情報を得て、消化して、文字に起こしたりして自分の言葉で何度も話して、初めて自分の価値観が生まれるのではないか、と思う。

あくまでも情報は情報に過ぎない。

情報を駆使して、自分の人生を創り上げて色を付けていくのだ。決めるのはいつだって自分自身なのだ。

いつか私が年を重ねたら

もっと年を重ねて、小さな失敗も大きな失敗も色々と経験したのち、この経験が誰かの役に立てたらいいなと思う。悩める人生の後輩に「私の人生はこうだった」とほんの少し手助けになるような人間になれたら幸せだ。

 

私はまだ未熟で、誰かにアドバイスするような経験値は持ち合わせていない。まだまだ、誰かの役に立てるような人間ではない。

 

最終的には、紆余曲折してきた自分の人生観が身近な誰かの役に立って背中を押すことができたら幸せを感じるのかも知れない。

まだまだ、人生は続くのだ。