【知ってるワイフ】を見て思う。30代半ばになっても、私が結婚できない理由を考察。
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こんばんわ。
昨日も、連続ドラマ【知ってるワイフ】を見ました。
ドラマに描かれる「結婚」というテーマ。
私が結婚できない理由を考察してみました。
ドライブレコーダーの使い方が…
妻が夫の浮気を疑い、証拠を探すシーンを見た時に感じた違和感。
勝手に夫の携帯にかかってきた電話に出たり、
夫の背広の内ポケットを探ったり、
最終的にはドライブレコーダーの録音を再生するのです。
え~!
そんなに突き詰めなくても…
怖い、怖すぎる。
私にはそこまで彼氏の行動を把握したいと思う欲求もないですし、
徹底的に調べあげる!という衝動にかられたこともありません。
まさか、パートナーのドライブレコーダーまで調べるなんて…呆然。
だって、何かものすごい事実を知ってしまったら怖いではないですか…
ものすごい事実って何?
- 浮気
- 犯罪
これでしょう。
浮気をされている自分になるのも怖いし、
浮気をする人を選んでしまった自分を知るのも怖いし、
パートナーを責める自分になるのも怖いです。
幸い、私自身はパートナーの浮気を疑うような事態には陥ったことがありません。
しかし!
踏み入れてはいけない領域(パートナーの携帯・PC)を見て、
ハッピーはならないと思うのです。
他人様のプライベートを把握しようとした自分が情けなくなるだけのような気がしてならないのです。
完結した世界
はた、と思う。
私が独身である理由。
私はいつまでもパートナーのことを「他人様」だと思っているのです。
「男性に期待すること」が…ない。
話を聞いてほしいとか、
ただ傍に居てほしいとか、
そういう気持ちがあるから、それが現実にならなかったとき、
女性はパートナーのプライベートに足を踏み入れてしまうのだと思うのです。
私の場合、
- 生活で困ったことがあれば、どこぞのお客様相談室とかカスタマーセンターに電話をすれば必ず解決できる。
- 遠出をしたいと思ったら、ナビを使って運転すれば必ず目的地には着く。
- 旅行の楽しみは、現地の友人と分かち合えばよい。
- お金が必要なら、自分の無駄遣いを節約すればいい。
- イケメンはNetFlixの世界にあふれている。
- 仕事を終えた充実感と、休日の解放感に満たされて、さみしさを感じる日が無い。
この生活のどこに男性を頼るスキマがあるのだろうか。
私の生活は、すでに完結してしまっていたのです。
私が、パートナーを他人様だと思っていた理由は、
マナーなんて美しい概念ではなくて、
ただ、自分の生活が完結してしまっていたからだ、と気づきました。
これじゃ…誰も近寄れないよね。
素の自分を知られた時の反応が怖い
私は、パートナーに
- 今日は仕事で何があったの?
- 誰とご飯食べに行くの?
という質問をあまりしない傾向があります。
なぜなら、自分がこの質問をされると辛いから…。
悪いことは何もしていないのだけれど、聞かれると困ってしまうのです。
振り返ると、こんな会話が多かったように思います。
彼:今日は何してたの?
私:あ、いや、その~…(寝てただけ)
これじゃ、
ねぇ、なんか隠してる?!
と思われますよね。
質問に答えられない理由は?
なぜ、私は「今日何してたの?」の質問に答えられないのだろうか?
その理由は、【キラキラしてる自分を見せたいから】
何かに挑戦したり、勉強しするような溌溂とした女性として見られたい欲求が
あったのかも知れません。
彼:今日何してたの?
私:寝て、起きて、ご飯食べただけ(真実)
彼:あ。そう。
とか言われたら、【寝てただけの自分】を否定されたような気になるかも。
素の自分をさらけ出して、
さらっと流されたら、悲しい。立ち直れない…
何も言わないでおこう、という結論に至るのです。
独身に優しい社会
こんな風に、
完結した自分の世界にいて、
素の自分を見せられない状態の恋愛を繰り返していれば、
35歳まで独身になります。
そして、これからも、独身街道を爆走する予定です。
その独身街道まっしぐらの私を支えてくれているのは優しい現代社会。
- どこぞのカスタマーサポートのお姉さんは丁寧に親身になって話を聞いてくれる
- お金を払えば、超イケメンに出会える(見れる)
- 心が弱ったら、東京宝塚劇場に行けば輝く女性から勇気をもらえる
- 心が震える恋愛をしたければ、「愛の不時着」の最終話というツールがある
決して、私は、自立した女性ではないのです。
ただ現代社会が、独身も生きやすい世の中になっているのです。
心から感謝しかないです。
本当にありがたい。
アンテナを張って、やわらかい心でいれば、
自分の心が求めるものに出会うことができる社会。
日に日に、ひとりの人生が愛おしくなってしまう。
まとめ
- パートナーに対して心の壁を作ってきたこと
- 現代社会の多様性
この2つが私を独身へと導いた要素でした。
これからも独身がいいかな、と思っています。
35年かけて作ってきた壁は壊せそうもないし、
やっぱり、ひとりって気楽だもの。