ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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【きのう何食べた?】ドラマを見ました。毎日の食事と会話、素直さって大切だね。


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2019年4月に放送された、ドラマ「きのう何食べた?」を観ています。
お料理をテーマとした家庭ドラマかと思っていたら、
イカップルの日常を描いたドラマだったのです。

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「ゲイ」と聞いた時は少し「え?」と思いましたが…
これが、とっても面白い。
学びの多いドラマだったのです。

あらすじ

主人公は雇われ弁護士の筧 史朗(西島俊秀さん)。
その彼氏は、美容師の矢吹 健二(内野聖陽さん)。
この二人の日常生活が描かれているのです。


毎日の夕食を作るシーンは丁寧に描かれており、
このドラマを見たら、夕食メニューを決めるヒントになると思います。
(私は料理をしないので、「あぁおいしそうだな~」と思うくらいですが)

イカップルならではの悩みや葛藤も描かれていますが…
決して重い話ではありません。
くすっと笑ってしまうような、「人間ドラマ」だったのです。

毎日の夕食と会話

主人公・史朗と彼氏の健二は毎日一緒に夕食を食べます。
夕食を支度するのは、史朗。

夕食を食べながら二人は、
「この卵焼きはふんわり焼けていておいしいね」とか、
「この白和えは水気がしっかり抜けていておいしいね」とか、
料理の感想を丁寧に伝えあうのです。

この夕食のシーンが私はとても好き。
好きな人と会話をしながら食事をすると笑顔になれる
シンプルな幸せを感じられるから。

ゲイの方だけ悩みなのか?

自分がゲイであることを他人に隠したい史朗。
一方で、ゲイであることを全く隠すつもりのない健二。
この考え方の違いが、二人の心をすれ違わせてしまうこともあるのです。


第一話では、
健二が勤め先の美容室の常連さんに、
「彼氏がいるの」とカミングアウトをしてしまうのです。
それを知った史朗は、
「勝手に自分の話を他人にしないで欲しい」と怒ってしまう。
史朗は、世間体を気にして「ゲイであること」と隠したいのです。

健二は史朗を傷つけてしまったと、
反省します。
「考え方が違って気遣いが足りなかった」と。
素直に「史朗さんが好き!」と言える健二。
心では健二を大切に思うが、愛情表現がへたっぴで不器用な史朗。


気持ちのすれ違いのせいで、やきもちを焼いてしまう健二。
男女仲でもよくあるお悩みです。

それともうひとつ。
ゲイである史朗は「親に孫の顔を見せてあげられない」という
葛藤があるようです。
史朗は実家の両親に対して、ほんの少し後ろめたさも感じているのです。


これって…どちらも
ゲイの方だけでなく、男女でも家族でも
よくある悩みではないでしょうか。
私のように独身を決めた女性でも、
「親に孫の顔を見せてあげられない」と感じる時は
ちょっとしんみり悩んでしまったりするのですから。


ゲイであっても、独身女であっても、
「考え方の違う二人」が出会って、関係を続けていく上では
簡単に心から分かり合えるはずがない、と思うのです。
特に「結婚・夫婦」という明確な関係が無い場合は。


だからこそ、
素直に「好きだよ」「美味しいね」「食事の支度してくれてありがとう」と、
言葉にして伝えるのはとっても大切なのだと思います。

せっかく気づいたのに

きのう何食べた?】を見すすめていくうちに、
「ゲイ」である二人に対して、愛着が湧いてきます。
特に、美容師・健二の発言からは学ぶことが多いのです。


ドラマを見始めた時に感じた「え?ゲイ?」という、
驚きは全くなくなっていきます。
むしろ、
素直に相手に愛情や感謝を伝えたり、相手を褒めることの大切さ」を
気づかせてくれるのです。

私の彼氏最高でしょ~♡と言える健二の素直さが
心に沁みてくるのです。

私自身にもこの素直さがあったら、
彼に嫌な思いをさせなくて済むのに…と、
反省する独身の私。

日々のなれ合いの中で、言葉が少なくなってしまう私の悪いところ。
自分が寝たい時は「はい、お休み」と会話をぶった切ってしまう私。


これじゃ…ダメだなと、反省している最中、
ついにパートナーからお𠮟りの言葉を受けました。
昨晩、私のパートナーから
ゆめのは会話が自分本位すぎる、
俺との会話を雑に扱われて寂しい
」と言われてしまったのです。


きのう何食べた?】を見て、
せっかく「毎日の会話の大切さ・素直さ」気づいたのに、
実際の私は、パートナーへの気遣いや愛情表現が雑になっていたのです。

毎日の会話

毎日、パートナーと話していると、
「慣れあい」と「甘え」が出てしまって
「もう寝るね」と会話をぶった切ってしまう私。


つい、
「あぁもう寝たい」とか
「テレビ見たい」とか
「ブログ書きたい」とか、
全然違うことを考えてしまうのです。


そんな私に、【きのう何たべた?】の史朗と健二は、
心の通じ合った二人が、
些細なことでも、毎日相手の気持ちを考えて
「ありがとう」とか「楽しいね」を素直に言葉に表現する大切さ、
それを気づかせてくれたのです。



人間関係を丁寧に続けていくための
シンプルなヒントを教えてくれる素晴らしいドラマでした。