【バビロン大富豪の教え 再読⑤】【ソロ活動好きが市民オーケストラへ入団】
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今日は一段と寒い!
夜の副収入アルバイトに勤しむ ゆめの です。
今日もアルガド様の教えについて考えます。
【今日から未来の自分に備える】というテーマです。
未来の自分が孤独にならないよう集団に身を置いてみた、というお話。
市民オーケストラへの入団をしたお話です。
実際、フルートをひとりで練習していてもイマイチ気持ちが乗りません。
しかし、私には吹奏楽の悲しい思い出があります。
高校時代、吹奏楽部に体験入部したものの、
顧問教師への絶対的な忠誠心をもつ先輩方の姿に圧倒されてしまい、
そのまま尻尾を巻いて逃げた経験があるのです。
私はこのころから、吹奏楽というコミュニティに激しいアレルギー反応を示すようになっていました。
あれから20年。
色々なコミュニティに参加しては人間関係に辟易してしまい、
フェードアウトを繰り返す日々でした。
ダイビングも宝塚も旅行もソロ活動。
女子会なんてもってのほかです。女子会?なにそれ、美味しいの?状態。
そんなある日、
仕事を通じて知り合った先輩女性から唐突に
「フルートやってみない?」と誘われたのです。
🐣「でも私の楽器は20年間眠り続けていて、タンスの肥やしになっています...」
(いやいや、私は集団行動が苦手なんですって…:)
先輩「とにかく人数がたりないのよ~、お願い!」
🐣「はぁ…わかりました」
本当にこんな簡単な口約束だったのです。
あっさりと市民オーケストラへの入団が決定してしまいました。
ソロ活動が好きな割に、頼まれると断れない小心者の私。
うっかり出たノリの約束とは言え、約束は約束ですからその日の内に「タンスの肥やしフルート」をオーバーホールに出しました。(微妙に律儀な私)
20年の眠りは、楽器に大変なダメージだったようです。
オーバーホール代は9万円也。
くぅ~、と思いながらも音が出るようになったフルートを手にすると気持ちがわくわくしてきます。
1か月後、ヤマハの個人レッスンを申し込みました。
演奏時の姿勢、
演奏前のストレッチの方法、
頭部管(マウスピースのようなものです)の位置を見てもらい、練習を開始しました。
その日から、今日で1年が経ちました。
教則本はなんとか吹けるようになりました。
ハ長調の低音域~中音域~高音域は音が出るようになっています。
ただ、まだ人前で演奏するレベルではないですが。
さてさて本来の目的である、「市民オーケストラへの入団」は
ソロ活動派の私にとってはかなりハードルが高いです。
人とのかかわりに重きを置いてこなかった日々...
できるだけ一人の方が楽と思ってきたのに…
そう思う一方で、他の楽器と合奏する瞬間は、本当に鳥肌が立つことを知っていたのです。(悪夢の体験入部の時に一度だけ経験済みでした)
なので、オーケストラの見学だけはすぐに行きました。
見学の際に市民オーケストラの先輩団員さんたちが優しく穏やかで品のある方ばかりだったこと、
指揮者の先生が洒落のきいた素敵な方だったこと。
🐣ここなら、あの謎の忠誠心を誓わされることはないのかも…
私はぐっと目つぶって、
歯を食いしばって(どんだけ集団嫌いなんでしょうね…)
オーケストラへ入団し、合奏練習に参加し始めました。
慣れないながらも、皆さんに団のルールを教えてもらいながら月に2回ほど合奏練習に参加しています。
今は新型コロナ感染拡大中のため合奏練習は中止、個人レッスンだけを続けています。
一方、個人レッスンの先生は、フルート演奏に対しては鬼のように厳しく
それでいて穏やかで知性のある先生です。
先生はスマホの使い方がわららなすぎて、毎週レッスンの度に頭を抱えています。
ソフトウェアアップデートを行うたびに半泣きになっています。
Wi-Fiのしくみも分からないようです。
結果、私は先生にスマホの設定をして差し上げています(笑
昨年フルートを始めてからは、あの悪夢の吹奏楽部信仰へのアレルギーはずいぶんと少なくなっています。
大人になると変わるものです。
指導者の先生や先輩方にも恵まれました。
こうして私はコミュニティへの参加を果たし、継続し、良い人間関係に恵まれています。
未来の自分も、コニュニティーへの参加を怖がらず「私ならできる、人と関われるんだ」と思ってほしいです。
ソロ活動もすこーしだけ卒業し、
他者との程よい距離感をもって関わっていける私になれそうです。
決して、謎の忠誠心を求められるようなコミュニティーには騙されないように。
あの悪夢の体験入部は二度とゴメンです…
きっと明日もへっぽこフルート奏者がコソコソと自首練習をしているでしょう。