貯金ができない原因を探る。ダイビングとお金編
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おはようございます。
私はこの10年、収入=支出 という怠惰な生活を送ってまいりました。
自分が何にお金を使っているのか?
大きな支出は何なのか?
全く把握していないことに気づきました。
え?10年働いてこの貯金ってことは…永遠にこのテンションで仕事続けないといけないの?
自分が倒れて入院したらどうなるの?という焦り。
ただ焦って、不安になるばかりの毎日。
そんな私が小さい脳みそを使って考えてみました。
現実から目を背けていた10年
貯金ができていない理由はうーっすら気づいていました。
気づかないフリをしてきただけ、というのが真実です。
【無自覚に使ってしまったお金】について振り返ることから逃げていたのです。
だって怖いじゃないですか…
こんなに大金を、ドブに捨てていた自分に気づいてしまったら、
その時の自分を否定するみたいで。
その瞬間瞬間を楽しもうと思って、使ってきたと信じたいのですから。
それでも逃げられない現実を目の前に、
冷静になって考え直そうと、立ち上がったのです。
浪費の原因は…潜水。
大切な趣味とお金
スキューバダイビングは私の人生からは絶対に外せない大切なスキルであり、
人生を豊かにする趣味なのです。
しかし、とてつもなく出費が嵩みます。
自分が1年でいくらダイビングに使っているのか…考え直してみました。
年間のダイビングにかかる金額は、
約1万円/タンク1本×50本(年間ダイビング本数)=50万→国内
交通費1万円/費×25日(1年あたりの日=25万
機材オーバーホール代 3万(年1回)
宿泊費 5千円×20日=10万
海外遠征費(ダイビング込みのパックツアー)25万×年2回=50万
合計は…年間 138万円!
スゴイですね~
車、買えますよ。
大きいですよ。
多額。高額。
これを浪費と捉えるか?豊かな人生のための出費と捉えるか?
それが問題です。
今のままでは、この138万円がいったい何に消えたのか…不明です。
タンクのレンタル代?
交通費?
宿泊費?
機材の購入費?
ランチ代?
分かりません…まったく思い出せません。
(アホ)
これでは限りなく浪費に近いです。
いかん!
このままではせっかく続けてきたダイビングが浪費になってしまう!
私としては、これを「浪費だから節約・削減」とするよりも
適正な価格で、継続していきたいと思っているのに!
さあ、私はこれからどうしていくべきか?
スキルを磨く
厳しい海況の中でのダイビングは死ぬか生きるかの窮地に立たされることがあります。
例えば、潮の流れに逆らって泳ぐときは、
呼吸が乱れないように泳ぐ筋力と体力が必要なのです。
自分のスキルが未熟だとただ焦るばかりで、楽しむ余裕が無いのです。
潜り終えた後、疲れた…怖かった…という残念な思いだけが残るのです。
それでは、せっかく高い代金を払っても、何も残りません。
トラウマが残るだけです。
そんなのもったいない!
せっかく高いお金を払うのだから、心からリフレッシュしたいです。
そのためには、自分のスキルを磨いて厳しいコンディションでも心の余裕をもって臨めるようになりたいと思っています。
事前調査を徹底
ダイビングは独りではできません。
必ず相方(バディ)と共に複数人で潜らなければならないルールがあります。
漂流した時や、機材トラブルが起きた時に、ひとりだけではリカバリーができない危険があるからです。
その決まりがあるが故、
私は必ず現地のダイビングショップを必ず利用します。
ショップの立地やスタイルによって、利用料金が違うのです。
- 現地でお店を構えてガイドをしてくれるショップスタイル
→ダイビングガイド代は安いが自分で現地まで運転しなければいけない。
- 都市にショップを構えて、現地までの送迎もしてくれるスタイル
運転はないが、希望したポイントに行かれるかどうかの決定はできない
- フリーランスで副業としてガイドをしてくれるスタイル
→ダイビングスタイル・ポイント選定の自由度は高いが、料金が不明瞭。
それぞれ一長一短なのですが、
自分にとって適正な価格なのか?という点が問題となってきます。
自分がどんなダイビングをしたいかによって、
選ぶショップさんやスタイルが変わってきます。
上記のような違いだけでは選べないのです。
今まで私は、そういったことを全く考えずに、
ただ、ネットの口コミだけを参考にしてショップさんを選んできました。
そうやって自分の価値観との照らし合わせをしないまま潜っていた頃、
ダイビングが楽しい日と思えない日もありました。
それは、自分が求めるダイビングスタイルと違ったとき。
私は小さい魚をジーっと見るスタイルのダイビングよりも、
のびのびと水中を泳ぐことに重点を置いたダイビングが好きです。
そんな私が、マクロ生物専門のダイビングショップに行ってしまったら…
なんか、物足りない…
と不完全燃焼のまま終わってしまうのです。
これでは、自分にとって適正な価格を払う価値が無いような気がします。
そんな気持ちにならないよう、
ショップさんの得意とするダイビングスタイルと良く調べ、
自分の求めるダイビングができるかどうか、
という視点を持って事前調査をする必要があると気づいたのです。
まとめ
趣味を浪費にしないためには、
- 自分のスキルと知識を磨き、楽しむ余裕を持つ
- 自分の価値観をもう一度見詰めなおす
- 自分の価値観にあったサービスを選ぶ
これを徹底すれば、きっと価値ある出費につながるはず。
提示された金額をただ払うだけの私は卒業して、
自分の頭で考えて楽しむ人になることが、
趣味を浪費にしない第一歩だと、そう気づいた今日。
趣味って、簡単に浪費になってしまうから。
趣味が自分のきらめく個性になるために、よーく考えて行動できたら…な。