ゆめのブログ

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宝塚歌劇団 宙組 桜木みなとさんの好演。テリー・ベネディクト役がターニングポイントだった?


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宝塚歌劇団宙組公演を観劇してきました。

 

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桜木みなとさんの好演ぶりが気になったので、

その変遷を振り返って考えてみようと思います。

 

※私は、桜木さん推しではありません。

オーシャンズ11を初演から見てきただけの

イチ宝塚ファンとしてお読みください。

 

  桜木みなと

宝塚歌劇団宙組

神奈川県横浜市出身

95期生

宙組3番手として、明るく・聡明な彼女の個性が輝いています。

 

横浜出身で桜木みなとさん。

よく考えられた、シンプルな芸名。

神奈川県民がつい思い入れをしたくなるはずです。

 

ターニングポイント

私がこの約10年間、観劇してきた中で思う、

桜木さんのターニングポイントは、

間違いなく、【オーシャンズ11のベネディクト役】を演じたことだと思います。

 

テリー・ベネディクトという難役

この【テリー・ベネディクト役】

 

一癖、二癖、百癖あるような難役です。

歴代この役を演じてきたのは、

初演:元星組・トップスター、紅ゆずるさん。

再演:現雪組トップスター、望海風斗さんが花組生だったころ。

トップスター街道への登竜門と思われる

大役なのです。

 

偶然なのか、必然なのか、

実力も個性も兼ね備えているのにもかかわらず、

二番手でくすぶっていた(失礼)二人が、

殻を破って新しい自分に出会った瞬間を迎えた役、という印象があります。

 

 

ベネディクト役の苦労と魅力

 

オーシャンズ11は言わずもがな、

テリー・ベネディクト対11人の詐欺師というストーリー展開に

なっているのです。

ベネディクトは11人の敵役でなければならない。

11人に嫌われなくてはならない

金の亡者である

頭脳明晰である

という、個性をバンバン出していかなければならないのです。

 

中途半端な悪党になってはいけない、

極悪人にならなければ。

 

エリザベートで演じられたルキーニに匹敵するほど、孤高の悪党の役なのです。

 

初演の紅ゆずるさんは

ベネディクト役を演じるにあたり、

舞台上でのリアリティを追求した結果、

敵であるダニー・オーシャンを演じる柚希礼音さんが嫌がる香水をあえて使用した、

という逸話もあります。

芸作りの徹底ぶりが伺えます。

頭脳明晰、冷静沈着な要素が強かったスマートなベネディクトを演じていました。

 

一方、望海風斗さんは、

限りなく原作映画のアンディガルシアに近い演技をされていました。

ラスベガスの金の亡者だと歌あげるその表情は、

稀代の悪党そのものだったのです。

ドスの効いた泥臭さ、アクの強いベネディクトを演じていました。

 

いずれのお二方とも、個性とプレッシャーが化学反応を起こし、大爆発したのです。

 

近年、稀に見る衝撃と迫力がありました。

 

そして二人とも、実力と個性を発揮して、

トップスターへの道を駆け上がっていったのです。

 

 

ハードル上がりまくり

 

さて、この状況の中、再再演が決まった宙組

 

ベネディクトは誰が演じるのか?

つまり、次のトップは誰なのか?

ここに大きな関心が集まりました。

 

ベネディクトは二番手スターの芹香さんではなかろうか?

これが、概ねの予想だったのです。

 

しかし!

下馬票は一転し、

3番での桜木みなとさんが演じることに。

これは、どういう意味なのだ?

なぜ二番手ではないのだ?

 

この解釈は未だ謎のまま。

芹香さんが希望して、

ラスティの配役になったという説が多いようです。

 

まぁ、噂は噂として。

深掘りしても何も出てこないです。

 

このハードル上がりまくりのベネディクト役を

仰せつかった桜木さんのプレッシャーたるや、

想像に及びません。

 

大劇場と東京劇場の両方観劇した私の感想は...

桜木ベネディクトは、つつがなく演じておられました。

そう、それだけ。

 

紅さんのような頭脳明晰感もまあまあ出ているかな、くらいの印象でした。

 

正直なところ、
当時の彼女には荷が重かったのではないか、

という印象が強かったですね。

歴代のお二人の爆発力が大きすぎたこと、

桜木さん自身、若かったのだと思います。

 

あれから2年

昨日の桜木さんからは、

自信と演じる楽しさが全身から溢れておりました。

おちゃらけたキャラクターではあったものの、

その役が彼女に乗り移っていたのです。

 

桜木みなとさんは

自分の殻を破って新しいステップに上がった、

という印象です。

 

振り返ってみれば、

やはりあのベネディクト役以降から、

桜木さんは、

男役トップの真風さんとの掛け合いがスムーズになり、

娘役トップの星風まどかさんを優しくエスコートしているように感じます。

 

発声もかわり、遠くまで声が延びて遠くまで届く印象もあります。

のびのびと優雅に歌い上げておられ、

客席の端の端の方までこの歌声を届けたいという熱意も感じました。

 

立ち振る舞いもイケメン、です。

 

人生のターニングポイント

 

まさに、チャンスの神様は前髪しかない、

という神話を目の当たりにしました。

ベネディクト役を演じ切ったことで、

彼女は大きな成長のチャンスを掴んだのです。

 

このような瞬間は、

人生でもそう頻繁には起こらないように思います。

ただ、彼女は目の前のことに集中しただけ。

これはチャンスだ!なんて気づかないことの方が多いのです。

 

どんな瞬間も目の前のことに集中する。

後で振り返ってみれば、

チャンスの神様がいたんだと

気づくのかもしれません。

 

これから桜木みなとさんは、

どう魅力を磨いてくれるか。

期待に満ちています。

 

期待と共に、私も鼓舞された1日でした。

 

最後に

配役に関するうわさは世の中に溢れかえっています。真偽は不明なことが多いです。

あくまでも、

ベネディクト役というひとつの要素からみた、

私個人の独断と偏見だらけの勝手な考察ですので、

ご理解いただければと思います。

 

終わり