【月組東京宝塚劇場公演】今夜ロマンス劇場で を観劇。12年ぶりの月組公演観劇で衝撃を受ける。
なんと、私、12年ぶりに月組公演を観させていただきました。最後に観た月組公演は龍真咲さんのトップお披露目公演の「ロミオとジュリエット」でした。
久しぶりに月組公演に足を運んだ理由は「今夜ロマンス劇場で」を観て観たかったから。映画も観ていないし、興味はあったのです。
いっちょ、久しぶりに月組をみてやろうじゃないですか♡と思い立って行ってまいりました。
月城かなとさんの魅力
月組がノーマークで近況をあまり存じ上げなかったこともあり、フラットな気持ちで観劇ができたことが新鮮でした。誰が上級生?とか、成績の上下は?とか、誰がトップ路線?とか何も知らない状態で、純粋に月城さんを拝見したとき…
なんて誠実な演技をするジェンヌさんだろう♡
と感じました。
台詞ひとつひとつを丁寧に発しておられる姿がとても印象的です。台詞は聞きやすいですし、礼儀正しさが溢れているのです。いわゆる3拍子(歌・演技・ダンス)揃ったタカラジェンヌさんなのですね。
月城さんは華の95期生ですから他の同期生たちがあまりに目立ちすぎて埋もれていたのかも知れません。
豪華絢爛な豊作の95期生と言えば、柚香礼・礼真琴・水美舞斗・朝美絢・愛希れいか・実咲凛音・妃海風ときたら、月城かなとさんまで辿り着けないですよ…ホント、スミマセン。
トップ路線街道を猛進している同期生に囲まれて、月城さんは地に足を付けて愚直に芸を磨いてきた印象を受けました。(もちろん、他の95期生もとてつもない努力の先に今の栄光を手に入れているはずなのですが)
月城さんという逸材がいたとは…!95期、すごすぎる…!!!
恥ずかしながら、本日月城さんの魅力に気づくことができて良かったと思います。なんでも観に行ってみるものですね~
今夜ロマンス劇場で(ネタバレあります)感想
さて、作品の感想です。これもまた事前情報収集をせずに観劇したこともあり感激と感動はひとしお。
お洒落で素敵なストーリーでした。
映画の世界から現実世界に飛び出してきてしまったお姫様・美雪と映画監督志望の青年・牧野のラブストーリー。完全フィクションではありますが、「本当に愛する人と一緒にいることの大切さ」を改めて考えさせられるお話でした。
美雪と牧野はお互いに惹かれあっていても、触れることができない。触れてしまうと美雪は現実世界から消えてしまう、という設定です。
さてあなたならどうしますか?心から愛している人、その愛は相手にも伝わっているし、相手も自分を愛してくれているのに触れることができない状況だったとしたら…
私はお芝居を観ながら、うーんと(心の中で)唸ってしまいました。難しいですね。
愛する人はずっと若くて出会った頃のままなのに、自分だけが年を重ねていく現実を受け入れられるだろうか?自分はずっと愛せていても、相手に愛されていると思えるだろうか?
相手と対等にいられるかどうか…自信ないなぁ、と感じました。
本ストーリーでは、牧野と美雪は触れ合わずに愛し合い続け時を重ねる決断をします。牧野が高齢になり死の間際で初めて美雪に触れ、一緒にこの世を旅立つのです。
素敵です、素敵すぎます。愛ってそういうことです、きっと。そう思います。
典型的な日本映画の展開かな、という気持ちも否めないですがやはりシンプルに愛し合う二人が最期まで添い遂げる結末は嬉しいです。
昨今の韓国ドラマもディズニー映画も「まずは独りで生きていくこと」を前提としたうえで、その横にパートナーを選ぶかどうか、みたいな展開が多いように感じます。本作品を観て、久しぶりに純粋に愛し合う二人を描いたストーリーに感動しました。
ねじれかけた心に清い水がすっと流れるような感覚にさせてくれる作品でした。
暁千星さんの門出と鳳月杏さんの安定感
暁さんの本公演出演は本作品が最後でしょうか?このあとは「ブエノスアイレスの風」に出演し、星組へ組替えになる暁さん。
星組への組替えは素晴らしいことですが、去る月組はどうなってしまうの~?と思う気持ちもあります。おそらく、きっと、たぶん、2番手スターのポストが待っているのでしょう。
暁さんが星組と月組で掛け持ちしてくれたらいいのに…と謎の発想が出てきてしまいました笑。
それほど暁さんのダンスは輝いていたのです。頼もしい限りです。星組にはぴったりの逸材であることは間違いありません。
ただ、もう少し暁さんのいる月組を観ていたかったなという気持ちもありますね。12年ぶりの月組観劇なので、私の眼にはかなり新鮮に映ったのかも知れませんが。
それでも、月組にはレジェンド・鳳月杏さんが居ます。
名実ともに手に入れた安定のチナツさんが居れば、月組は安泰です。月城さんのひとり任せにはならないでしょう。鳳月さんが月組全体の魅力に深みを与えてくれる存在です。
風間柚乃さんを始め下級生の成長を期待しつつ、もうしばらく鳳月さんの魅力も爆発させてほしいと思います。
学びの多い月組
12年のブランクがある故、月組の下級生事情を全く知らない私。まだまだ掘り出す魅力がありそうです。
思い返せば、月組にガッツリ通っていたのは真琴つばささん時代が最後です。霧矢大夢さんの「エドワード8世」と龍真咲さんの「ロミオとジュリエット」をほんの少し観に行った程度ですから。
ここ最近は完全に花組と宙組にうつつを抜かしていました。何事も分散が必要です。ひとつのことにのめり込みすぎると、チャンスを逃しますからね…
広く色々なチャンスに触れることの大切さを改めて実感し、東京宝塚劇場を後にしました。
久米島へダイビング旅行してきました。久米島の人々は優しくて明るいよ~(^^♪
久米島へ初上陸。5日間、ひとりぶらりと久米島へダイビング旅をしてきました。
飛行機の減便、例年にない大雨
新型コロナウィルスの感染が拡大している昨今は、航空便の減便が日常的に行われているようです。2021年12月に長崎へ行った際は減便なくスムーズに行かれましたので、まさか予定通りの便に乗れないとは…
朝イチ着の便で到着して、空港からそのまま海へ向かう予定だったのですが到着日ダイビングは中止となりました。
そして、到着したものの…雨、雨、風、風、雨雨雨。とにかく雨が横向きに振っているのです。台風かと思ったよ(泣
この2月は例年にないほど雨の日が多かったようです。さすがに島民の方々も嫌気がさしているようでした。どこへ行っても、「早く太陽を拝みたい」…と。
ダイビングの感想
到着日は飛行機の減便のため中止、翌日は悪天候により中止。海に出られたのは2日間でした。なんだか残念だな~と思っていた割にはしっかり楽しんできました。
何と言っても、マンタポイントにも行くことができたことでしょう。そして、マンタを見れたことに感動~♡♡♡
↑こんな感じです。言葉で説明するよりも動画で見てもらえると楽ちんですね~(^^♪
百聞は一見にしかず。(ただの怠慢か?)
オススメサービスは久米島ダイビングセンターSHIRAHAMAさん
今回お世話になったのは、SHIRAHAMAさん。地元の飲食店の方や宿の方…誰に聞いても、久米島では一番サービスの良いショップだよ、とのこと。かなり評判が良かったです。その評判通り、ホスピタリティは完璧。
離島日の空港送迎もしてくださいます。ダイビング休憩中には足湯もさせて頂きました。丁寧なブリーフィング、ウェイトのチェックもこまめに聴いてくださいます。
予約の時点から、私のしつこい質問メールに丁寧に答えてくださいました。私は「フィンはミューがいいですか?スーパーミューの方が良いですか?インナーは必要ですか?」と、ホントに予約の時点からしつこいんです…快適に潜りたいので。
そんなしつこい質問攻めの私のメールにとても丁寧に海況や水温、潮流について説明しつつ、「スーパーミューが良いのでは?」とご回答いただきました。
ホント、スミマセン。ありがとうございます。
心が穏やかになるダイビングショップです。絶対に次もSHIRAHAMAさんにお願いしようと思います。
オススメ宿はリゾートハウスみなみさん
ダイビングサービスSIRAHAMAさんから徒歩30歩くらい、眼と鼻の先にあるお宿です。丁寧に掃除が行き届いており、清潔感は〇。
そして何より、独りで切り盛りしているオーナーさんがとっても明るくて優しい方なのです。宿の外で食事を終えて帰ると、「お帰り~」と出迎えてくれて軽めのゆんたくが始まります。
今日あった出来事をひとしきり聞いてもらって、泡盛水割りを2杯くらい飲んだらもう快眠♡幸せですね~♡♡
リゾートハウスみなみさんのオーナーは久米島の出身ではなく、関西地方から移住してこられたようです。でもすっかり久米島島民の装いでした。
このように、久米島には移住者が多いようで排他的な空気は全くありません。島民コミュニティが盛んで、仲良しな雰囲気が伝わってきます。
こじんまりした地域、でも不便はない
ダイビングショップ、宿の周辺は飲食店が多く食事に困ることはありません。そして何より素晴らしいのは、ファミマがあること!
おかげで朝食の調達も無事にできました。
また、コインランドリーも街中にあるので宿泊先で衣類の洗濯ができなくても問題ないです。リゾートハウスみなみさんには洗濯機がありました(^_-)-☆お願いすれば借りられます。私は自らオーナーさんに聞かなかったので、洗濯機の存在を知らず町のコインランドリーを利用しました。
というわけで、沖縄の穴場スポット久米島でのダイビングもかなりオススメです。一度は足を運んでみては♡
やっぱり恋愛に振り回される自分がいる、そんなときはひとり時間を大切にしよう
恋愛に振り回されない自分になりたい!
…と思いながら早10年…これがなかなか難しいと実感する日々。30代半ばになっても未だに、彼の言葉に一喜一憂する日々が続いております。
対照的なふたり
現在進行中の恋愛はいわゆる「復縁」。10年前にお別れした彼との再スタートです。ですからどう考えてもそんなに肩に力を入れなくていいはずなんです。
なんでそんなに彼の言葉が私の心揺さぶるのか?自分に問いかけてみます。たどり着いた答えは3つ。
- 彼は人との繋がりをストレスに感じないタイプの人である
- 彼は自分で何かを始めようとするエネルギーに溢れている
- 友人をもてなす能力がある
- SNSに抵抗なし、普通に使える人
一方私の性格といえば…
- お友達は36年間の人生で3人。多くなくてもいい。できれば少ない方が心地いい
- 仕事以外の時間はできるだけ独りで過ごしたい
- 転職やキャリア形成に対してこだわりがまったくない。信頼できる人なら私の人生を決めてくれたらいいな、くらいの感覚。
- SNS苦手、見るだけで記憶にも残らないタイプ
かなり対照的です。
エネルギッシュな彼に対し、現状維持を好む私。そのギャップに驚く日々です。
疲れてる日は…ごめん
体力的に「今日は疲れたな」と言う日もごくごくたまにはあります。そんな中、23時に彼からの電話が鳴るとき、「さて今日は何の話だろうか?」と姿勢を正す日もあります。
そんな時、「FIREするのに副業って大事だよな~」とか「○○のイベント企画のことがあってさ…」なんてエネルギッシュな話を聞いていると、
まぁ…正直なところ、「へぇ~」とか「なるほど~」くらいの反応しかできないワケです。なんなら「もう寝たいな~…」くらいの感覚(+o+)
困ったことに、そんな反応をしてしまった自分にも反省してしまうんですね。電話を切って寝て起きた後、もっとちゃんと聞いて会話しないとな~なんて自分を省みたりしてるわけです。
彼の考えや行動や生活を否定する気は全くないんです。だけど、応援する言葉をかける余裕がないだけなんです。
私の心は…現状維持
私は自分の職場が天国だと思っております。精神的なプレッシャーもありませんし、意地悪な人もいません。パワハラもモラハラもありません。それどころか、私の話をきちんと聞いてもらえています。もちろん同僚の提案や悩みもきちんと聞きます。
管理職として同僚を観ている限り、サザエさん症候群になっている人はいないと思っています。それは、この6年間、毎日毎日、同僚や周囲の事業所との関係を丁寧に観察し問題を解決してきたからこその結果だと自負しています。
ですから、私はこのまま現状維持を心から目指しています。大きな変化は望んでいないのです。現状維持とはいえ、日々少しずつ成長したり進化しなければ衰退していくことは間違いないと思っています。
【昨日できなかったことが今日はできた】
【去年潜れなかった海に今年は行けた】
とか、そんな小さな小さな前進の積み重ねで現状維持ができると私は思っているのです。彼とは対照的だな~…と気づく毎日になかなか慣れない日々です。
気持ちが安定しない日は独りになる
悩みの種が明らかになったところで、そのまま放置していては心は疲れるばかり。その兆候を感じた時は、24時間ひとりで過ごすのか最も最適な解決方法です。
だれの意見も求めず、だれのスケジュールにも合わせず、ひとりでグダグダする。
ひとりで近所を散歩する。
ひとりで韓国ドラマを見る。
ひとりでフルートの練習をする。
ひとりで食事をする。
ひとりでブログを書く。
ひとり時間を充実させる術は十分身に着けていますし、これからもさらにパワーアップしていくことでしょう。それだけは自分の才能だと思います。
そうすると、自分の心が見えてきて「このままでいいか」と思ったり、「とりあえずこの問題は放置しておこう」とか落ち着いた感情が湧いてくるのです。
やってはいけない行動は「焦って動くこと」。
彼に言われた通りの自分になろうとして足掻いてはいけません。そうしてしまったら、自分の心はすり減って、また疲れてしまうことは明らかです。
決して自分からアクションを起こさないこと。それが鉄則です。アクションを起こせば起こすほど空回りするから。
人との関わりは適度な距離感が必要
愛する彼氏であれ、ある程度の距離が必要です。心をひとつにするなんてできないのです。彼のすべてを受け入れるなんてきれいごとです。
ただ、彼を否定しない、コントロールしようとしない、期待しない。ただ肯定するだけ。
彼のにぎやかな世界を少しだけ見てみる、エンターテイメントだと思って楽しませてもらう。そんな気持ちで彼との距離を保ってみようかと考えています。
韓国ドラマ【ボーイフレンド】、パクボゴム君に癒され励まされた幸せの時間
韓国ドラマ【ボーイフレンド】を見終えて完全にボゴミロスになる35歳独身女。
このロスは辛い。こんなにも私に幸せな気持ちをもたらしてくれたドラマ【ボーフレンド】の感想を。
ストーリー
主人公の青年キム・ジニョクとバツイチ・ホテル経営者のチャ・スヒョンとのシンデレララブストーリー。一言で言えば、王女様と一般青年との恋を描いた作品。
ソン・ヘギョ演じる実業家・チャスヒョンは離婚と共に財閥の元夫からホテル経営を譲り受け、経営をしている。ホテルグループのキューバへ進出を果たすため、キューバに向かう。
そんな折、就職前にキューバへひとり旅をしているごく一般的な家庭に育った青年パクボゴムが演じるキムジニョクと出会う。
真っ赤なワンピースを纏ったスヒョンをキューバの町で見かけたジニョクは、スヒョンに一目ぼれをする。出会った二人は、実業家と一般人という立場の差を超えて素直な気持ちでキューバでの時間を過ごす。
おそらく(勝手な想像だが)5~6時間の出来事だった。その短い時間でも、ジニョクはスヒョンの純真な笑顔に惹かれていく。
キューバから戻ったふたりは、実業家(社長)と新入社員として韓国で再開する。同じ職場で働くことになったものの、立場の差は大きい。
それでも二人は時間を重ねていくうちに惹かれあい、恋は続いていく。二人で街を歩けばネットニュースになってしまったり、元夫と元姑の横やりも続く。二人の恋愛には障害だらけ。そんなふたりは、いつでも「互いに思いあう気持ち」を忘れずに、少しずつ少しずつかけがえのない存在になっていく。
ツッコミどころは満載
韓国ドラマあるあるなのだが、例にもれずこのボーイフレンドという作品も
おいおい、そんな偶然あるかいな?!
と思うようなエピソードは盛りだくさん。
まず、キューバで出会った二人が韓国へ帰国した後に上司(社長)と部下(しかも新入社員)として再会するなんて…あるわけないじゃん笑。
さらに、キューバでのホテル建設に際し立ちはだかった「地元のオジイサンの庭問題」。スヒョン(ソンヘギョ)を陥れようとした悪質社員が裏で手を引いていたわけだが、その問題をジニョク(パクボゴム)が単独でキューバへ渡り、オジイサンへ直談判し問題解決するエピソードもある。
これに至っては…無理無理無理。新入社員(しかも地方店舗へ左遷されている状況)がそんなことできるわけないって( ;∀;)
他にも、元姑の謎の嫌がらせやら、元夫の執拗な復縁交渉など、全く常軌を逸したエピソードがふんだんに盛り込まれているのだが…
それを凌駕するほどのパクボゴム君のイケメン度はもはや芸術である。
例えどんなポンコツエピソードであっても、ボゴム君の笑顔が見たい一心になってしまうのである。それさえ見られれば、ポンコツエピソードなんて気になるはずがないのだ。
かる~く、ツッコミを入れるくらいのもの。
どんな美容液よりもボゴミ美肌効果は抜群
何度も申し上げるが、私は35歳独身。恋人はいたりいなかったり。恋愛といっても現実の生活が付きまとうわけで、心から純粋に胸キュンできる瞬間などないのだ。
好きな人と付き合ったって、いつも冷静な自分がいるのだ。悲しいかな、これが35歳独身女の処世術と言えよう。
しかし、どんなに腐女子であっても胸キュンしたい瞬間はある。イケメンの優しい言葉に癒されたい願望はある。私がボゴム君と付き合うわけじゃない。そんな浅はかな思いはとうの昔に捨てた。ただそのビジュアルを観ていたいだけ、それだけで女性らしく優しい気持ちになれるのだ。
20代なら「いつかボゴム君のようなイケメンが私の前に現れるかも♡」なんて淡い夢を見ていた頃もあったのだ。
悲しいかな、もうその夢見る夢子の素質さえ失ってしまった。一方でドラマを見るだけで心が潤い、健康になれる才能を手に入れてしまった。どんな高級な化粧品より、ドラマの中のボゴム君を観ているだけで美肌になれる能力を手に入れてしまったのだ。
図太くなったものだ…
ただ、これだけは伝えたい。もし胸キュンを求めているのなら、現実世界にはそんな幻想はない(笑)。現実の恋愛にはいつだって、生活や仕事のことが絡んできて夢を見ているわけにはいかないのだ。
そんな現実世界に疲れてしまったら、どうかこのボーイフレンドという傑作ドラマを観て頂きたい。きっとあなたの恋心にほんのり灯がともるはずだから。
元カレと再会。慌てふためく35歳独身女。
2021年も暮れようとしていた12月初旬。
10年前に別れた恋人から突然LINEメッセージが届いたのでした。
【元気にしてるかー?】と。さぁ、35歳独身女どうする?
別れていた10年間
10年前に恋人関係は終わったものの、それからも3年に1回はLINEで連絡をとっていた私たち。既読スルーをする理由もなかったし、やり直すつもりもなかったから。
彼は九州に赴任しており、私は関東在住。お互いが元気で過ごしていることは知っていた。
私は仕事に邁進、新しい恋人もいたし、心から楽しめる趣味も見つけていた。いわゆる独身貴族として10年間充実した生活を送っていた。
寝たいときに寝て、遊びたいときに遊んで、年に3~4回海外旅行へ行き、韓国ドラマにハマりまくり、宝塚大劇場へ足しげく通い、一生懸命仕事をする。老後生活のための資産運用も始めた。典型的な独身生活である。そしてこの生活基盤は盤石なものとなり、老後への不安や独身人生への寂しさなんてものはとうに解消済みなのだ。
【私はひとりで生きていく】
誰に聞かれたわけでもないのに、毎日毎日そう繰り返し主張してきた。それが良いと思っていた。これで間違っていない、これが私の人生なのだと心からそう思っていた。
元カレに再会するまでのパニック状態
ところが、12月初旬に連絡をしてきた彼はなんと、私の自宅から電車で30分の町に住んでいるという。九州から引っ越してきて2年が経っていた。私は知らなかった。まさかこんなに近くにいるなんて。
そして届いた突然のLINE。【香水 by瑛太】じゃないんだからさ…と心では呟いていたものの、おかしなことが起こる予感していた。まさにその展開だったのだ。
届いたLINEには
「元気してる?」「飲みに行こうよ」と書かれているのだ。
私の頭はパニック状態。これは…何かの冗談でしょうか??
新手の詐欺でしょうか?なんの意図があってそんなことを仰っているのでしょうか?
こんなパニック状態に陥ること自体、私が彼を少なからず想っている証拠だった。情けない。10年もの間、【ひとりで大丈夫】と豪語していたにもかかわらず、実際心は揺れているのだ。
揺れた心は素直だった
「飲みに行こう、お酒はあまり飲めないけれど」と返事をした。お酒は飲めないと主張し、牽制を測った。酔いに任せてノリであれこれしてしまわないように。それだけは、大人になったと自分を褒めてあげたい…せめて。
約束をしたものの、頭の中はぐっちゃぐちゃのまま。
‐本当に会いに行っていいのか?元彼女だからって軽く見られていないだろうか?
-ドルガバの香水を付けて、煙草を吸えば元サヤに戻るなんてことはないんじゃないか?
-覆水盆に返らず、という言葉もあるくらいだ。元サヤになんて戻れない。
‐再会したらすっごく外見が劣化していて性格が悪くなってて、がっかりするんじゃないか?(逆も然り)
‐松任谷由実も「白い服、白い靴」で歌っている。元カレと会う約束をした日は土砂降りの雨が降ってしまってキャンセルした、と。
浮つく気持ちを抑えて、仕事をこなすので精一杯な毎日を送る羽目になったのだ。
再会の瞬間
再会の日が訪れた。
ドルガバの香水はつけていない。
白い服も着ていない、白い靴も履いていない。
天気は快晴だった。
集合場所は関東屈指のデートスポット。これもまた私を混乱させた。この場所には他の男性とも一緒に来ている。いい思い出も悪い思い出もある。今日はどんな日になるだろう、と期待が3割・不安3割・警戒心4割。
困ったものだ。ワクワクする気持ちもあるのだ。やっぱり心のどこかで楽しみにしている自分もいたのだ。
集合時間に到着すると、彼の姿はない。キョロキョロしていると、肩を叩かれた。
そこに彼がいたのだ。
見た目は変わっていなかった。むしろ素敵になっていた。完全に大人の男性になっていたのだ。恋愛をしていた頃の彼は23歳。今は33歳。
前髪は後退していない。太ってもいない。紺色のコートを羽織り、穏やかな笑顔を携えていた。
そう、私はまた恋に落ちたのだ。
再会した元恋人たち
10年ぶりにふたり並んで街を歩く。どう考えたって、距離が近い。肩が触れている。これは友達の距離感ではない。でもそれが心地よかった。当たり前のように彼は私のすぐ近くを歩く。10年前と同じだった。それ以上に、安心感を覚えた。
この10年間、恋人と呼んだ人たちと一緒に歩いていても、ひとりで歩くのと感覚は変わらなかった。目的地までただ一緒に歩くだけだった。誰かが横にいても、心はいつも独りだった。でも、それでよかった。そうしなければ恋に溺れ自分を見失ってしまうと思っていたから。
10年ぶりに再会した私たち元恋人は10年分の思い出話に花を咲かせた。仕事で成功したこと、旅行に行った話、私がダイビングを趣味にしていること、彼は釣りにハマっていること…話しは尽きなかった(10年分だから当然なのだが)。
1軒目での食事を終え、外に出ると彼は私の手を握った。手を繋いで歩くことになった。35歳、不覚にも…私は恋に落ちた。
帰り際、元カレは言った
午後3時に待ち合わせをして、気づけば終電間際の時間になっていた。あれこれ話していたらあっという間に時間は過ぎていた。
さすがに翌日私は出勤なので、もう帰ろうと言った。
彼は、うつむきながら「もう一度、付き合おう」と言った。
何を言っているのだ。確かに今の時間は楽しかった。手を繋いで歩いたことも嬉しかったし、幸せな気持ちになったのも事実だ。
でもそれが恋の始まりになるとは限らない。こちらも35歳だ。そう簡単に恋をするわけにはいかない。仕事もある、今の生活は精神的に安定しているし、何の不満もないのだ。せっかく手に入れたこの平穏な生活を、元カレに振り回されてたまるものか!
…と思う一方、
いいえと言わない自分がいた。
これ以上踏み込んではいけないと思う自分と、やっぱり憧れの人と一緒に居たいと思う自分が鬩ぎあった結果…
「分かりました。至らない点も多いかとは思いますがどうぞよろしく」なんて、ご丁寧に返事をしている私がいたのだ。
嗚呼、情けない…でも嬉しい、でも好きになりすぎてしまうのが怖い。グルグルと渦を巻くような心の内だった。
そして始まったシーズン2
こうして私に新たな恋が舞い降りてきた。2度目とは言え、20代の10年間を経ていること、前回の恋愛期間は10カ月という短期間だったこともあり、実際はほぼゼロからのスタートと言う感覚である。
彼が好きなこと、彼が大事に思っていること、生活スタイルも何も知らない。
また最初から彼を知り始めればよい…と言い聞かせている。覆水盆に返らずの精神はまだまだ私の心に燻ったままだが。
不安と期待の入り混じった新しい恋。ハネムーン期はなさそうだが、穏やかに落ち着いてお互いを尊重しあっていけたら、と心から思う。
しばらくは、自分の心の様子を観察してみることに決めた。彼と一緒にいると安心するのか、不安が大きいのか、彼に何をしてあげられるだろうか、そんなことを観察してみようと思う。
36歳はどうなるか?
昨年12月から今日まで、慌てっぱなしの私。この慌てっぷりがなんとも情けない。10年での成長なんてたかが知れている。この様子からすると、ほぼ成長していないと言ってよいだろう…笑。
【私は独りで大丈夫】それも事実。
恋をすれば嬉しかったり悲しかったり感情が動くのも知っている、10年ぶりに訪れた突然の心の動きにぜーぜーしながらなんとかやっていこうと思う。心の筋肉の衰えさえ感じる。こんな私も今月36歳になるのだから、ここはひとつ感情の筋トレをはじめようじゃないか。
【よくおごってくれる綺麗なお姉さん】35歳独身女に夢と希望を与える作り話。
タイトルは忘れてしまったが、あるドラマでこんなセリフがあった。
【ドラマとは作り話である。しかしそれは素敵な嘘である】
まさにその通りだと感じた作品。
それが韓国ドラマ【よくおごってくれる綺麗なお姉さん】である。
どんなドラマ?
2018年に放送された韓国ドラマ。主人公の女性・ジナ(ソン・イエジン)は35歳・独身・実家暮らしの至って普通の会社員。社内のセクハラにも耐えながら仕事にまい進するジナの元へ幼馴染のジュニ(チョン・へイン)がアメリカ支社での勤務を終えて韓国へ帰国し、ジナに再会する。久しぶりにジナに会ったジュニはジナに恋をする。
しかし、ジュニの実姉・ギョンソンとジナも幼馴染。ジナの実弟・スンホもジュニを幼馴染。つまり、ジナとジュニは姉弟同士で家族ぐるみの関係を続けてきた仲なのである。
家族ぐるみで幼馴染だったふたり(ジナとジュニ)は恋仲になるが、家族間における価値観の違いや年齢差、それぞれの仕事での立場が二人の恋の障害となる。
35歳の独身女性が年下の男性の好意に触れ、次第に心を開き、彼の優しさが心に沁みていく情感が描かれた作品である。
35歳で独身で、仕事は嫌いじゃない、仕事人間と言うほどでもないけれど…なんかなぁ、と感じている女性にはぜひ観て頂きたい作品。
心が潤うこと間違いなし!
35歳・独身・実家暮らし女性の実態
日々多くの業務に追われ、職場では後輩がいて、それなりの役職があって責任もある35歳独身女性。
いつの間にか心の中には「恋愛」のすき間を失ってしまっている。しかし、自分が恋愛から遠ざかっていることにも気づいていない。
なんとなく「付き合っている彼氏」はいるものの、それは体裁なだけ。
「結婚しないの?彼氏はいないの?」と周囲から聞かれることが億劫になっている。「彼氏がいる自分」になることにより、周囲からの揶揄を回避するためのカモフラージュとして彼氏がいるだけ。「心からこの人が好き」という純粋な感情はとっくに忘れてしまった。
こうして「なんとなく彼氏」を作っておくことは、35歳独身女が社会を生き抜くための最善策であることは間違いない。35歳にもなれば社会的責任があるのだから「好き」という感情だけで恋愛はできない。絶対にできないのだから。
もし、好意を持った相手が
既婚者だったら?
借金まみれだったら?
DV男に豹変したら?
それに加え仕事と恋の両立は精神的にハードなのだ。
彼とのデート中に取引先から電話があったら?
デートの約束の日に仕事が入ってしまったら?
…そんなことばかりが頭をよぎって、心で恋愛ができなくなっているのだ。
【よくおごってくれる綺麗なお姉さん】では、35歳独身女性のどん詰まりな心情をリアルに描いている。
突然始まる恋、変わっていくジナ
出先から会社へ戻るジナの元に突然ふと現れた年下の男性、ジュニ。屈託ない笑顔でジナをからかい、ちょっかいを出す。幼馴染のノリであるとはいえ、ハッピーな気持ちになるのは当然である。その先「恋に落ちるかどうか」は別として、素直に嬉しい。
ジュニに再会したとき、まさかジナ自身もジュニに恋をして、自分の生活や性格が大きく変わってしまうなんて思いもしなかっただろう。恋は唐突にやってくるのだ。
会社員として上司のセクハラに耐え、娘として母からの「結婚プレッシャー」を聞き流し、姉として弟の要領の良さを羨ましく思うだけのジナはジュニに恋に落ち、生活は変化していく。
ジナはジュニに心から愛され、心配され、優しく接してもらうことで自分自身を大切に思うようになる。上司とのセクハラ飲み会も断り、徹底的にセクハラ問題に立ち向かう。さらにジナは母に「ジュニを愛している」としっかり公言し、親からの独立まで果たす。
周囲の言うことを聞いていれば丸く収まる、そう考えていてジナが自分の足で立ち上がり自分の人生を歩み出すのである。
心に残る最終回
私なりに様々なドラマを観てきた。フジテレビの月9ドラマ黄金時代の作品はほとんど見ているし、韓国ドラマは「冬のソナタ」から「梨泰院クラス」まで見続けている。
どのドラマにも最終回があって、最終回の余韻にひたれる作品もあれば、「なんじゃこれ?!」と思うようなトンチンカンな結末を迎えるドラマもある。
ここ最近に見たドラマの最終回で心から納得した作品は「愛の不時着」である。「愛の不時着」の最終回は前代未聞の結末であった。私もこういう形の恋愛なら継続できそうだと心から納得し、感動したものである。(ネタバレになってしまうので詳細は省きます)
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」の結末は個人的には心から納得できる展開であった。「よくおごってくれる~」を観た方々の感想をブログやTwitterで拝見たところ、賛否両論。最終回直前のジナとジュニの大喧嘩からあっという間に仲直りしてしまう展開に納得がいかない、とか。
しかし私はそうは思わない。ジナとジュニは一旦距離と時間を置いて自分の生活を立て直す。新しい人生を歩み始めた時にふたりは再会してまた改めて恋に落ちる。
ただそれだけのことだ。素晴らしい。これでこそ、真っ当な大人の恋愛である。
人生は恋愛だけで成り立っているのではない。基本的に仕事(収入)を得ていることが必須である。
恋愛より友人よりまずは仕事だ。どんな仕事であれ、収入がいくらであれ、自分の適性に合った環境で安定的に収入を得ていることが、人生においても重要な基盤となるはずだ。
人生の基盤を盤石なものにしてこそ「本物の恋愛」のステージに上がるべきなのだ。私はそう思う。ジナはジュニに頼りきりにならず、自分の足で自分の生活を創り上げた上でジュニを愛するのだ。
ドラマとは言え…
冒頭で述べた通り【ドラマとは作り話である】ことに間違いはない。しかし、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」は、まさにこの私に夢と勇気を与えてくれる【素敵な作り話】であった。
1話~7話まではジナとジュニの恋が始まる様子に引き込まれ一気に観てしまった。しかし、8話以降は恋が成就すると徐々に芽生える「不安」が色濃くなっていく。その心情の変化が丁寧に描かれており、ドラマの進行と共に自分の心も不安に駆られていったのだ。
まるで自分がジナになったかのような気持ちになったのだ。(ソンイェジンさんに自分を重ねるなど大変おこがましいのだが…ご容赦いただきたい)
とにかく、心に残る素晴らしい作品であった。最終回を見終えてから数日が経っているが、まだ1~7話と最終回を見返している。いわゆる「ロス状態」である。
なんだか最近恋愛らしいことしてないな~、と思ったら是非「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」がオススメ♡
【僕のワンダフル・ジャーニー】犬好きのための心温まる映画でした
【僕のワンダフル・ジャーニー】をいう映画を観ました。2019年に公開された映画です。今はNetfrixで配信されています。2017年の映画【僕のワンダフル・ライフ】の続編です。心からほっとする作品でした。
あらすじ
老犬ベイリーは飼い主のイーサンとハンナの夫妻に可愛がられ、幸福な日々を過ごしていた。ベイリーは夫妻の孫娘であるクラリティ(CJ)と遊ぶのが何よりも好きだったが、CJの母親(グロリア)は犬嫌いであったため、ベイリーのことを疎んじていた。グロリアはCJの世話をまともにしようとせず、義理の親であるイーサンとハンナとの関係も悪化の一途を辿っていた。最終的に、グロリアはCJを連れてモンゴメリー夫妻の家を出ることになった。孫娘と離ればなれになった夫妻は悲しみに暮れたが、ほどなくして、ベイリーの胃に大きな腫瘍が見つかった。ベテランの獣医でも手の施しようがなかったため、ベイリーは安楽死させられることになった。別れ際、イーサンは「どうかCJのことを見守ってやって欲しい」とベイリーに言った。ベイリーは愛する飼い主の願いを聞き入れ、再度転生の旅を行うことにした。
Wikipediaより引用
大切な存在がいなくなった後に気づくこと
老犬であるベイリーは病気になっている状態でストーリーが始まります。老犬のベイリーは徐々に体力の低下を感じていたり、体のどこがか痛いようなのですが、ベイリー自身は言葉を人間の言葉を話せません。(犬だから当然ですが…)
ペットを喪った経験のある方はお分かりかと思いますが…死期のせまるワンちゃんはいつも体の不調を抱えていて、それを私たち人間に訴えかけることはできません。ですから、私たち人間はいつまでもワンちゃんの気持ちを完璧に理解してあげることはできないのです。
大好きなワンちゃんが生涯を終えた時に初めて「あぁ死期が近かったんだ、もしかしたら体のどこかが痛かったのかもしれない、体力の低下を感じて倦怠感を感じていたのかもしれない…」と気づくのです。
その時人間は初めて「もっとこの子に優しくしてあげればよかった、早く病院に連れて行ってあげればよかった」と後悔するのです。
なんとも情けない話です。本当に心から悔しい気持ちと、旅立ったワンちゃんへの申し訳ない気持ち苛まれたってもう遅いのに。所謂「ペットロス」ですね。
一緒にいる時間が長くなるとついそれが当たり前になって、今日も元気で生きてくれてることの尊さを忘れてしまいがち。
それは人間対人間でも同じだけれど、人間の言葉を話さないワンちゃんなら、なおさらそういう後悔は強いものです。
大切なワンちゃんを喪った人へ
【僕のワンダフル・ジャーニー】はずっと一緒にいたワンちゃんとのお別れを経験した人にはオススメしたい映画です。
老犬・ベイリーは生まれ変わってCJの元へ現れてくれるのですから。こんな夢のような話が本当にあったら…ブルーな気持ちが少し救われます。
私も1年前に仲良くなったばかりのワンちゃんの死に直面しました。死の間際、彼は歩かなくなり水も飲まなくなり、眼の焦点が合わないながらも一生懸命私を見上げて何かを訴えようとしていました。
それなのに、私は彼に何をしてあげたらいいのか分からないのです。水を飲ませて欲しいのか、体をさすってあげたらいいのか…。結局何もわからないまま、ただ傍に居て最期の瞬間を迎えただけ。
もっと何かしてあげられたらよかったのか?と死後になって思うのです。そんな私の疑念を軽くしてくれる映画でした。
苦手意識を強く持ちすぎない
私はワンちゃんを始め動物全般が苦手…だと思っていました。強く強く当思っていました。だって言葉は話せないし、トイレの粗相はするし、毛が抜けて部屋は汚れるし。
そんな想いを覆される瞬間は突然訪れます。私の場合、新しいワンちゃんとの出会いがそうさせてくれました。愛犬・渚との出会いです。
新しい出会いを受け入れたことが人生の幅を広げてくれたように感じます。ワンちゃんが見せてくれる健気な姿に、救われる瞬間を味わう経験をしました。
それはこの夏のこと。
愛犬・渚と3日間一緒に過ごしたのち、別れの瞬間に渚は去り行く私を全力で追いかけてきたそうです。私がこんなにも誰かに別れを惜しまれたことがあっただろうか?と思ったのです。
やっぱり誰かに「もっと一緒にいたいよ」と思ってもらえるのはほっとしますね。
将来は独りで暮らしてワンちゃんを飼おうかな
「独身、ペットと暮らす」というライフスタイルは、よくある話。でも私にとっては「さみしい女」を象徴するライフスタイルだと感じていました。今となっては、そんな思い込みに縛られると幸せを感じるチャンスが減ってしまうような気がしています。
思い込みに縛られず、年齢を重ねたら「ワンちゃんと二人暮らし」も良いかもしれないな、と思うようになっています。
人生いろいろだからね。