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30代女たのしい独身生活のブログ

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【アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書】を読んで学んだこと。お金×正しい知識=豊かな人生。


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今日は【アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書】という書籍のご紹介します。
金融教育を受けていない偏差値52の私でも金融の基礎知識を理解でき、
非常に勉強になりました。
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  • これから資産運用をしようかなと思っている方
  • 老後資金に不安のある方、
  • 株式投資に興味はあるけどまだ始められていない方
  • 株式投資を始めたばかりの方

このような方におススメの書籍かと思います。

前置き

まず初めに、私が株式投資を始めようと思った経緯をご紹介します。

30歳になった2015年冬。
一生独身を決意いたしました。
決意はしたものの、
私にはいつも老後資金不足の不安が付きまとっておりました。
あまりの不安に眠れない夜もありました。

ダイビング代を支払うときは、
「あぁ、またお金を使ってしまった」と
後悔の念も押し寄せてくるほどになったのです。

趣味のお小遣いが、精神的な負担になり始めていたのです。
年を重ねるごとに、その不安と負担は大きくなっていきました。

34歳になった2020年冬。
新型コロナの感染拡大により、
薬剤師の収入安定神話が崩れかけていることを
骨身にしみるように実感したのです。

新型コロナウィルスの感染が拡大し、
緊急事態宣言が発令され、
薬局の収益はみるみるうちに減っていきました。
前年比で収益は20%の落ち込みました。
回復の兆しがないまま半年が過ぎていました。

派遣薬剤師の契約更新がストップし、
お給料は据え置き。
アルバイト代も10%削減になりました。

そして、老後資金不足問題の不安がピークに達し、
毎日の不安を解消しなくては!
毎日がもったいない!
夢がなーーいっ!
そう思ったのです。
私は少ない脳細胞をフル回転させ、
何か良い方法はないか、考えあぐねた結果、
株式投資による資産運用をという答えにたどり着いたのでした。
しかし、私はその3か月前まで
「証券口座」や「投資信託」の言葉の意味すら知らなかったのです。

さすがに、金融知識ゼロの無防備状態で投資をする勇気は
持ち合わせておりません。
株式を購入するにお金の勉強をする必要があると考えました。
「投資 勉強 本」とGoogle先生に伺ったところ、
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(以下:お金の教科書)】という本に出会いました。

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

【お金の教科書】を読み始める良いタイミング

もし、株式投資を始める決意が固まっているのであれば、
本書を読む前に証券口座の開設手続きをしても良いでしょう。
開設手続きには1~2か月かかりますので、その間に十分読み込めます。

また、iDeCo口座の開設にも3~4か月かかります。
私の場合は申し込みして3か月経過していますが、まだ開設手続き中です。
この間に本書を読むのもお勧めです。

オススメする理由

私がこの【アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書】を
投資未経験者や投資初心者の方におススメする理由は2つあります。

  • 内容が理解しやすい

本書のタイトルにあるように「高校生が学ぶレベル」の内容であるため、
難しいことは書いてありません。
政策金利」とか「金融緩和」などのような、謎の言葉は出てきません。
私は未だにこの謎の言葉を使いこなせません。
易しい言葉で表現してくれているので、
ひとつずつゆっくり理解しながらお金の基礎知識を学ぶことができます。

  • 生活に関わるお金の知識全般を学ぶことができる

【お金の教科書】は株式投資の入門書ではありません
金融知識を学ぶための本です。
ですから、株式投資に関する内容は
ほんの一部(全14章の中の1章だけ)になっております。

【お金の教科書】に書かれている内容としては
・お金とキャリア設計の基本
・就職、転職、起業の基本
・貯金と銀行の基本
・予算と支出の基本
・信用と借金の基本
・破産の基本
・投資の基本
・金融詐欺の基本
・保険の基本
・税金の基本
社会福祉の基本
・法律と契約の基本
・老後資金の基本
この14章から構成されています。
実生活に活かせる知識が、詰まっているのです。
例として、「パソコンやスマホを安全に使う」という項目があります。

電子機器に保存された個人情報を守る手段は決まっているのでそれをすべて実行すること。安全なパスワードの条件は、最低でも12文字で、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせ意味のないられるにすることだ。パスワードの変更頻度は年に1回がオススメだ。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書本文(p242)より引用


これは金融詐欺にあわないための防衛策として紹介されています。
「そんなの当たり前だよ!」と思っていましたが、
実際にやっているかと言われると…てへへ(・。・;


この教えは、新たに証券口座を開設する際に非常に役立ちました。
証券口座を開設すると、
ユーザーネーム・ログインパスワード・取引パスワードと
いくつものパスワードを設定しなくてはならないのです。
私の場合は、楽天証券SBI証券に口座開設をしましたので、
さらにパスワードの数は増えてしまいます。

面倒くさがりなので、似たようなパスワードにするところでしたが、
この教えのおかげで、それぞれ独立したパスワードに設定にしたのです。


些細な一例ですが、【お金の教科書】では、このほかにも、
税金の仕組みや、家計管理の考え方、住宅ローンや学資ローンを組む際の注意点など、
人生全体におけるお金の仕組みを丁寧に解説してくれています。

私にとって学びの多かった内容

同じ書籍で勉強しても、
学びがあったと感じる事柄は、人それぞれです。
本を読む目的によって違いますね。

私個人的に学びが大きかったな、と感じたことをご紹介します。

  • お金とキャリア設計の基本

本書ではお金とキャリアについて幅広く触れられていますが、
私が最も「なるほど」と感じたのは、
【人的資本-資産価値の高い人とは】についての内容でした。

職業をベースにしたキャリアを歩んでいる人は、人的資本がしっかりしていれば、勤め先が変わっても立派に通用する。キャリアに関する教育やトレーニングは、就職したらそこで終わりではなく、働く限りずっと続けていかなければならない、学ぶのを辞めなかった人は大抵キャリアで成功して稼げるようになっている
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書本文(p41、43)

幸いなことに薬剤師には生涯学習システムが設けられており、
一定の研修を受ければ知識のアップデートが可能なのです。
知識のアップデート関しては、
コツコツと研修に参加することで十分かな、と確信を持てました。


問題となるのは、実践的な経験です。
研修に参加して知ったような気になったところで、
日々の業務に活かせなければ意味が無いのです。
経験値を積む必要があります。
同じ薬局、同じ同僚と仕事をしているだけでは、
経験値のレベルアップは難しいのです。
人的資本の高い人、すなわち、実践の場で応用の利く人になる必要があると考えました。
薬局業務に閉じこもらず、臆することなく、
新しい仕事にはどんどんチャレンジしてみよう思っています。

  • 投資の基本

私が最も欲している情報です。投資の基本。
その中でも「低リスクで始められる投資信託」について触れられています。

インデックスファンドを買って株式市場全体に投資する方が、個別株やアクティブファンドを買うよりもリスクが低く、長い目で見た運用成績も一番よくなる。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書本文(p211)

すでに株式投資をしている方にとっては当たり前のことなのですが、
初心者にとっては、目からウロコの情報だったのです。

投資初心者の私にとって株式投資は、
「個別株投資」や「デイトレーダー」のイメージが強かったですから、
インデックス投資+長期積み立て運用」という、
比較的安全な投資手法があることを教えていただきました。

この教えをもとに
eMAXIS SLIM米国株式と、eMAXIS SLIM全世界株式の積み立て開始に至りました。

  • 老後資金の基本

これも、私が学びたい内容です。
「老後資金はいくら必要か?」というテーマで述べられています。

老後に必要な資金については、ひとつの決まった答えは存在していない。ファイナンシャルプランナーなどに聞くと、平均寿命より長く生きると想定し、その間ずっと現役時代の収入の60~70%ほどのお金を使うと考えて計算すると良いという答えが返ってくる。しかし、これはそれほど単純な計算ではない。例えば高齢になると医療費が増える。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書本文(p362)

そう、そうなのです。
高齢になるほど、医療費支出の割合が増える可能性が非常に高くなります。
私は毎日薬局の窓口に立っていて、肌で実感します。
医療費は自分の価値観で調整できないのです。


洋服や車などの商品であれば、
自分の価値観と合うものには、高額なものを買ってもよいし、
「これはそんなにお金かけなくてもいいな」と思うものは安いものを購入できるのです。
お金を払うかどうか、いくら払うか、自分で決められるのです。

しかし医療費はそうはいきません。
医師に「MRIを撮りましょう」と言われれば
「はい」と言うしかないのです。
MRI検査の値段は○○円ですよ」なんて医師は教えてくれません。

つまり、医療費の負担は自分の意志や価値観に関係なく、
どんどん増えてしまいます。
ですから、老後にいくら必要かと言うのは簡単に予想できません。
本書でも明確に老後資金として○○円を貯めましょうという記述はありません
平均寿命+αの年数を自分の寿命と考えて、
90歳まで生きるなら、85歳なら、とパターンに分けて、
運用利回りと共に紹介してくれています。

いずれにしても、
できる限り早いうちから老後資金計画を立て、
実行する
必要があると述べられています。

また、アメリカの確定拠出年金(401k)についても触れられています。
日本のiDeCoと同じです。
この制度を活用する選択肢もある、とのことです。

私はすでに、iDeCoの申し込みを済ませていたところです。
iDeCo制度では、積み立てたお金を原則60歳まで引き出せないルールがあります。
私はこれをデメリットだと考えていたので、
iDeCoを活用するかどうか悩んでいました。
しかし、老後資金確保のためには有用な制度のようです。
しっかり勉強する必要があると考えています。

【お金の教科書】を読むときの注意点

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書】から学べることをご紹介してきました。
最後に注意点をひとつだけ。

本書の著者はアンドリュー・O・スミスさん。
日本の方ではありません。
つまり、本書では書かれている税金制度や資産運用優遇制度などは
アメリカの制度が前提になっています。
日本では当てはまらない制度や文化を前提として書かれている部分もあります。

ですから、本書から資産形成の考え方、お金との向き合い方、お金と仕事の価値観など
考え方と金融の基礎知識を学ぶこと目的として本書を活用していただくのが良いと思います。

読み終えた頃には、お金の知識にすこーし自信がついているかも…?