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【お父さんが教える13歳からの金融入門】投資初心者には非常に学びの多い一冊。今後も活躍してくれそうです。


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私は、株式投資をしています。
しかし私は、株式投資超超超超×100初心者なのです。
人生で例えるなら、生後1か月くらいの感覚です。


「泣いて寝る」しかできない赤ちゃんのと同じくらいです。

私が株式投資に関して知っていることは、

  • 株価は上下するからキケン
  • 毎日、ニッケイヘイキン」とやらがニュースで流れている

こんなことしか知らない金融知識の貧困者なのです。

でも、生まれたての個人投資家だからこそ、
まっさらな状態でこれからどんどん正しい知識を学ぶチャンスがある、
という風にも考えられます。

「怖いからできない」じゃなくて、「怖いから学ぶ」。
赤ちゃんが、教育を受けて成人していくように、
赤ちゃん投資家は、正しい知識を学んでいけば良いのです。


しかし、「株式投資とは何ぞや」と、教えてくれる先生や親はいません。
株式投資=ばくち」のイメージが
頭にも体にもしっかり根差してしまっており、
さらに35年もの時が経っています。
自分で学ぶためには、本と実践しかない!と思い、
タイトルだけで本書を選びました。

【お父さんが教える13歳からの金融入門】
いかにも理解しやすそうでしょう?

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私がこの本を読んだのは、証券口座開設の手続きを行っている最中でした。
証券口座開設手続きには、2週間くらい(?)かかったので、
その間に本書に目を通しておくと良いかと思います。


株式投資ってなに?
・証券口座を開設していけれど、なんだか怖い…
・これから積み立てNISAを始めようと思っている
株式投資を始めて数か月経ったけど、わからない用語が多い


そんな方におススメの一冊。【お父さんが教える13歳からの金融入門】
読み終えた後に感じたことをご紹介いたします。

金融用語恐怖症の改善

【13歳からの金融入門】を読み終えた頃には、
金融の専門用語を理解できるようになります。

生まれて初めて証券口座を開設しようと思った時、
証券口座のホームページを開きますね。
口座開設していなくても、見ることができます。

そこには、
「国内株式」「信用取引」「外国株式」「IPO」「投資信託」「FX」「債券」
と書かれていますね。

はて…?
ニホンゴデスカ…(;O;)?どちらの国の言葉でしょうか?
言葉の意味が分かりません。

口座開設する手順うんぬんよりも前に、
金融専門用語の意味が分からないではありませんか(+o+)

【言葉の意味が分からない世界】を目の前にしたとき、
私は恐怖さえ感じます。

私は、3年前にエジプトへひとりで旅行に行きましたが、
エジプト語で埋め尽くされた町の看板は全く読めず、理解できないワケです。
まさに、そんな状況です。
証券口座開設しようと思った時、
そこに広がる株式投資の世界はまさに異国の世界だったのです。

まずは専門用語の意味を何となくでも理解すること、
それが新しいチャレンジへの第一歩です。
【13歳からの金融入門】を読めば、その第一歩を踏み出せると思います。



【13歳からの金融入門】では、

…このように、株式投資で使われる専門用語の意味を説明してくれています。
もちろん、13歳にも分かるように。

例えば、「ブルとベア」の説明は非常に理解しやすかったです。

おカネと金融の世界では、牛は強いもの、上に向かって突き上げるもの、価値の上がるものを表す。
(中略)
ブル(強気)とベア(弱気)は、株式市場や景気がいまどうなっているか、そしてこれからどうなっていくかについて、正反対の見方を表す言葉だ
【お父さんが教える13歳からの金融入門】本文より

と書かれています。

ほほぉ…なるほど、なるほど。
言葉の由来が分かると、記憶にも定着しやすいですね。
おかげで、ブル・ベアの意味はすぐに理解できました。

こんな風に、【13歳からの金融入門】では、
日常生活では聞き馴染みのない金融用語を、丁寧に説明してくれています。


また本書のレイアウトは、
1ページあたりの文字数も少なく、
挿絵も多いので、とても読み易いです。
文字だらけの本を開いた時に感じるような、威圧感を抱くことはないでしょう。

読み流しOKな部分もある

【13歳からの金融入門】の中では、
企業分析の必要性についても触れています。

…結局、株の選び方にはこれが正しいとか、これが間違っているなんてない。
世界中にはたくさんの投資家がいて色々な方法で銘柄を選んでいる。
それはそうなんだけど、
プロのトレーダーやファンドマネージャーが株を買う前に
何を基準にしているかについて少しは知っておいた方が良い
【お父さんが教える13歳からの金融入門】本文より

ということで、「企業分析」についても章が設けられています。
例えば…

  • 株価とは?
  • 株価収益率(PER)とは?
  • 過去の業績から分かること
  • 市場シェアについて
  • その会社の商品の市場全体について
  • 新しいテクノロジーについて

しかし、積み立てNISAを始めるにあたって、
この企業分析の知識は必ずしも必要ではないと思うのです。

なぜなら、積み立てNISAで特定の企業の株(個別株)は買えないからです。
積み立てNISA では投資信託(株の詰め合わせパック)しか買えません。
ですから、積み立てNISAで株式投資を始める私は、
「企業分析」についての章は軽く流し読みをしました。


こんな風に、本書のすべてを完全に理解する必要はないと感じます。
いつか個別株を買おうと思った時に、またこの本を読み返せば良いのです。


【13歳からの金融入門】では株式投資全般について書かれているため、
今後株式投資を継続していく中で、
「あ、この言葉の意味って何だっけ?」
と思った時に読み返すことがでます。
株式投資を始めたばかりの頃は、本書に立ち返って調べるのに役立ちます。

やはり、老後資金問題

現在、私は数冊の投資関連の書籍を読ませていただいております。
その中で、必ず書かれていること。
それは「老後資金について」です。
【13歳からの金融入門】も例外ではありません。

「引退」っていうのは働くのを辞めることで、それができるのは生活を支えるだけのおカネを貯めた時か、引退後に何らかのおカネが引き続き入ってくるような時だ
【お父さんが教える13歳からの金融入門】本文より

何とも、心にずっしりとくる言葉です。
えぇ、そうです。その通りです。

さらに、本書ではこう続きます。

稼いだおカネの一部をきちんと貯めて、自分の身の丈に合わないぜいたくな生活をしないようにね。このルールだけは絶対に忘れないで!収入の範囲内で生活しよう!引退するころに、君は人生を振り返って、若いころにこのことを考えていてよかったって感謝するはずだ。貯金を始めるのも、早すぎるってことはない
【お父さんが教える13歳からの金融入門】本文より

と続きます。

どこかで聞いたセリフですね。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書】と【バビロン大富豪の教え】ですね。
yume-diver.hatenablog.com
yume-diver.hatenablog.com


同じことを異なる本で学ぶと、さらに自分の心に響きます。


【13歳からの金融入門】においても、【お金の教科書】と同様に、
「老後には○○円必要だ」といった明確な答えは書いてありません。
つまり、「老後に必要な金額は自分で考えなさい」ということですね…

音読がオススメ

今回ご紹介した【13歳からの金融入門】は、
声に出して読むことをオススメします。
13歳向けに書かれていますので、2時間もあれば読み終えてしまいます。

しかし、さらさら~っと読んだだけでは記憶に留まらないのです。
私に金融の基礎知識がないことと、
私の偏差値が低いからなのかも知れませんが…

本書で学んだことを、実際の株式投資で活用するためには記憶にとどめる必要があります。

せっかくの2時間を費やして読みますので、
私は声に出して読んでみることに。
非常に効果的です。
本書を読み終えた頃には、
「ブル・ベア」について、説明できるようになりましたから。
それだけでも十分な一歩です。

電子書籍がオススメ

私は本書を電子書籍で購入しました。
そのため、外出先でもこの本を読むことができます。
先ほど申し上げましたように、
「あれ?この言葉の意味は何だっけ?」と思った時に、
電子書籍ならいつでも・どこでも本を開いて調べられます

外出先で証券口座をチェックすることは度々あると思いますので、
本棚にしまっておくよりも、
常に持ち歩いて、本書に立ち返って調べる実用書
なのです。
ですから電子書籍で購入してよかったと思っています。

最後に

【お父さんが教える13歳からの金融入門】は、
是非、生まれたての個人投資家さん達にお読みいただきたい一冊です。
これを一度声に出して読んでみるだけで、
金融用語への恐怖心が和らぐと思います。

私もこれからしばらくは、この本に助けてもらおうと思っています。
「企業分析」の部分は読み流していますしね…。

この記事が、生まれたての個人投資家さんのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。