ゆめのブログ

30代女の独身生活ブログ

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宝塚ファンにオススメ本【ヅカメン】お父ちゃんたちの宝塚。


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久しぶりに宙組公園を見たばかりなので、

頭の中は宝塚一色。

先日の観劇のお供に、【ヅカメン】という本を携えました。

 

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どんな本?

私は、この本を本屋さんで見つけたとき、

男性ファンのエッセイだと思ったのです。

「男性目線で宝塚を語る」というような内容を想像していました。

 

ところが!読み始めてみると

笑えるし、なるほど発見!もあるし、

中にはほろっと涙してしまうような、短編小説だったのです。

 

読んでよかった〜♪

 

宝塚歌劇団を、裏から(内部から)支える男性たち物語が綴られています。

 

 

例えば

生徒監というお仕事に着いたあるオジサマのお話。

生徒監とは…

各組の保護者のような、担任の先生のような役職のことです。

 

門限に帰ってこない生徒を寝ずに待ったり、

生徒が舞台稽古で怪我をすれば、タクシーで病院まで連れて行く。

子供のいないオジサマが、

40人の組子から「お父ちゃん」と呼ばれ、

組子たちを守る存在になっていくストーリー。

 

そもそも生徒監なる職業を知らなかったので、

新しい発見です。

 

大道具さんのお話もあります。

宝塚ファミリーランドのジェットコースターを作る職業を希望していた青年が、

突然、宝塚歌劇の大道具担当になる。

最初はイヤイヤしながらも、

ジェンヌの人知らぬ努力や、屈託のない笑顔、

舞台を作り上げようとする情熱に巻き込まれ、

いつしか、大道具さんとして誇りを持つようになる、というストーリー。

 

誰のことだろう?

 

このストーリーはすべてフィクションなんだそう。

色々なエピソードを織り交ぜてあり、

複数のジェンヌさんをモデルとして、

登場人物のキャラクターを描いているのだろう。

 

でもね、想像しちゃうんですよ〜

とくに、5話すべてに登場するサンバ(愛称)呼ばれる生徒は誰なのか??

考えましたよ〜。

 

グルグル妄想 

 

本書内での描かれるサンバちゃんの情報を元に妄想します。

 

サンバは背が低くて、シークレットブーツを履いている。明るくて大阪弁

霧矢大夢さん?(失礼)

 

髭をつけたおじいちゃん役が多い。

→美沙のえるさん?

 

サンバが退団を申し出た時には、

「専科か組長になってくれないか」と引き止められるが、断り退団。

→天馬みちるさん?

 

えー、誰?誰~?

 

懐かしの個性派ジェンヌさん

 

その答えは、本書巻末の解説で明らかとなりました。

 

正解は真山葉瑠さん。

るんぱちゃん!

 

そうよ、そうそう。

ルンパさんといえば、THE芸人ジェンヌ。

タカラジェンヌらしからぬ、

庶民的なキャラクターでいつも舞台に笑いをもたらしてくれていた存在。

 

天海祐希さんがトップだったころの思い出がよみがえります。

 

天海さんが舞台にいないタイミングの出番に、ルンパさんは

 

ゆりちゃんの着替え中だからさ、あたしで我慢して〜

もうすぐゆりちゃん出てくるから、ちょっと付き合ってね~

※ゆりちゃん=天海祐希さんの愛称

 

なんてジョークを飛ばしていたのです。

子供の私にも近しく感じたジェンヌさん。

 

 

確かに、組長や専科ジェンヌとして

後輩に教えてほしいことはたくさんあったように思います。

 

 観劇前の移動中におススメ

 

私の自宅から東京宝塚劇場まで、

1時間以上電車に乗るので、

最中にこの本を読みました。

 

この本を読んでから舞台を観劇すると、

ジェンヌさんだけでなく、

その裏で働く大勢の方の情熱と愛に思いを馳せられます。

 

観劇がさらに楽しく感じるでしょう♡

 

いつもの観劇のお供に、是非読んでみてください!

お父ちゃんも頑張ってるんだな~

 

 

yume-diver.hatenablog.com